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StreamUpgradeProvider クラス

定義

カスタム アップグレード プロバイダーを実装するには、この abstract 基本クラスから継承します。

public ref class StreamUpgradeProvider abstract : System::ServiceModel::Channels::CommunicationObject
public abstract class StreamUpgradeProvider : System.ServiceModel.Channels.CommunicationObject
type StreamUpgradeProvider = class
    inherit CommunicationObject
Public MustInherit Class StreamUpgradeProvider
Inherits CommunicationObject
継承
StreamUpgradeProvider
派生

注釈

ストリーム アップグレードの例は、圧縮ストリームを直接、トランスポート ストリームの上に作成することです。 セキュリティ アップグレードを追加するには、さらに、StreamSecurityUpgradeProvider から派生するクラスを実装します。 前記のものをそれぞれラップする、複数のアップグレードを実装できます。

アップグレード プロセスは、次の手順で行います。

  1. StreamUpgradeProvider から派生するクラスを実装します。

  2. それを登録します。 このためには、そのバインド要素を作成して、プロバイダーをカスタム バインドに登録します。

  3. 実装する派生クラスは、StreamUpgradeInitiator のインスタンスを作成します。これは、実行時に接続先に対して、チャネル トランスポート層をアップグレードする要求を開始します。

  4. 実装する派生クラスは、StreamUpgradeAcceptor のインスタンスを作成します。これは、実行時に、前の手順のアップグレード要求を受信し、可能な場合はアップグレードを受け入れ、アップグレード済みストリームをその接続先に返します。

  5. アップグレード要求がさらにある場合は、前の 2 つの手順の説明に従って、順番に処理されます。

コンストラクター

StreamUpgradeProvider()

StreamUpgradeProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

StreamUpgradeProvider(IDefaultCommunicationTimeouts)

StreamUpgradeProvider クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

DefaultCloseTimeout

DefaultCloseTimeout を取得します。

DefaultOpenTimeout

DefaultOpenTimeout を取得します。

IsDisposed

通信オブジェクトが破棄されたかどうかを示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
State

通信オブジェクトの現在の状態を示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
ThisLock

状態遷移中にクラス インスタンスを保護する相互排他的なロックを取得します。

(継承元 CommunicationObject)

メソッド

Abort()

通信オブジェクトを、直ちに現在の状態から Closing 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
BeginClose(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

タイムアウトを指定して、通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

指定した時間内で通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
Close()

通信オブジェクトを、現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Close(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
CreateUpgradeAcceptor()

StreamUpgradeAcceptor のインスタンスを作成します。

CreateUpgradeInitiator(EndpointAddress, Uri)

StreamUpgradeInitiator のインスタンスを作成します。

EndClose(IAsyncResult)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
EndOpen(IAsyncResult)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
Fault()

通信オブジェクトを、現在の状態から Faulted 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
GetCommunicationObjectType()

通信オブジェクトの型を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetProperty<T>()

派生クラスで実装された場合は、ストリーム アップグレードのイニシエーターを表す現在のストリームのプロパティを取得します。

GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
OnAbort()

同期中止操作の呼び出しにより通信オブジェクトが終了状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnBeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

非同期クローズ操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Closing 状態に遷移した後で、処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

非同期オープン操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Opening 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnClose(TimeSpan)

同期クローズ操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Closing 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnClosed()

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnClosing()

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnEndClose(IAsyncResult)

通信オブジェクトがクローズしたら非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
OnEndOpen(IAsyncResult)

通信オブジェクトがオープンしたら、非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
OnFaulted()

同期フォールト操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpen(TimeSpan)

指定した時間内に完了する必要がある開始状態に通信オブジェクトが遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpened()

通信オブジェクトが Opened 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpening()

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
Open()

通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Open(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposed()

通信オブジェクトが破棄された場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrImmutable()

通信オブジェクトの State プロパティが Created 状態に設定されていない場合、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrNotOpen()

通信オブジェクトが Opened 状態ではない場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

イベント

Closed

通信オブジェクトが Closed 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Closing

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Faulted

通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opened

通信オブジェクトが Opened 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opening

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)

適用対象

こちらもご覧ください