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<declaredTypes> 要素の <add>

逆シリアル化中に、DataContractSerializer で使用される型を追加します。 各宣言型は、宣言型のフィールドまたはプロパティとして返される既知の型を含みます。

configuration
  <system.runtime.serialization>
    <dataContractSerializer>
      <declaredTypes>
        <add>

構文

<add type="String">
  <knownType type="String">
    <parameter index="Integer"
               type="String" />
  </knownType>
</add>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
type 必須の文字列属性です。

型名 (名前空間を含む)、アセンブリ名、バージョン番号、カルチャ、および公開キー トークンを指定します。

子要素

要素 説明
<knownType> 追加される宣言型の既知の型を指定します。 宣言型がジェネリック型の場合は、既知の型を返すために使用されるジェネリック パラメーターを指定するために、<knownType> にパラメーター要素も追加する必要があります。

親要素

要素 説明
<declaredTypes> DataContractSerializer による逆シリアル化中に既知のタイプを必要とするタイプが含まれています。

解説

既知の型の詳細については、「既知のデータ コントラクト型」と「DataContractSerializer」を参照してください。

この要素の使用例については、「<dataContractSerializer>」を参照してください。

Note

Object 型を <declaredType> として追加すると、ConfigurationErrorsException がスローされます。 これは、構成で Object 型を宣言型として使用できないためです。

<add type="MyCompany.Library.Shape,
           MyAssembly, Version=2.0.0.0, Culture=neutral,
           PublicKeyToken=XXXXXX, processorArchitecture=MSIL">
  <knownType type="MyCompany.Library.Circle,
                   MyAssembly, Version=2.0.0.0, Culture=neutral,
                   PublicKeyToken=XXXXXX,
                   processorArchitecture=MSIL" />
</add>

関連項目