DataTableを作成し、列と制約を使用してその構造を定義したら、テーブルに新しいデータ行を追加できます。 新しい行を追加するには、新しい変数を型 DataRowとして宣言します。
DataRow メソッドを呼び出すと、新しいNewRow オブジェクトが返されます。
DataTableは、DataRowで定義されているように、テーブルの構造に基づいてDataColumnCollection オブジェクトを作成します。
次の例では、 NewRow メソッドを呼び出して新しい行を作成する方法を示します。
Dim workRow As DataRow = workTable.NewRow()
DataRow workRow = workTable.NewRow();
次の例に示すように、インデックスまたは列名を使用して、新しく追加された行を操作できます。
workRow("CustLName") = "Smith"
workRow(1) = "Smith"
workRow["CustLName"] = "Smith";
workRow[1] = "Smith";
新しい行にデータが挿入されると、次のコードに示すように、 Add メソッドを使用して行を DataRowCollectionに追加します。
workTable.Rows.Add(workRow)
workTable.Rows.Add(workRow);
次の例に示すように、 Add メソッドを呼び出して、 Objectとして型指定された値の配列を渡すことによって、新しい行を追加することもできます。
workTable.Rows.Add(new Object() {1, "Smith"})
workTable.Rows.Add(new Object[] {1, "Smith"});
オブジェクト型の値の配列を Add メソッドに渡すと、テーブル内に新しい行が作成され、その列の値がオブジェクト配列内の値に設定されます。 配列内の値は、テーブルに表示される順序に基づいて、列と順番に照合されることに注意してください。
次の例では、新しく作成した Customers テーブルに 10 行を追加します。
Dim workRow As DataRow
Dim i As Integer
For i = 0 To 9
workRow = workTable.NewRow()
workRow(0) = i
workRow(1) = "CustName" & I.ToString()
workTable.Rows.Add(workRow)
Next
DataRow workRow;
for (int i = 0; i <= 9; i++)
{
workRow = workTable.NewRow();
workRow[0] = i;
workRow[1] = "CustName" + i.ToString();
workTable.Rows.Add(workRow);
}