注
System.Data.OracleClientの型は非推奨です。 この型は現在のバージョン of.NET Framework で引き続きサポートされますが、今後のリリースで削除される予定です。 Microsoft では、サードパーティの Oracle プロバイダーを使用することをお勧めします。
このセクションでは、.NET Framework Data Provider for Oracle に固有の機能と動作について説明します。
.NET Framework Data Provider for Oracle は、Oracle クライアント ソフトウェアによって提供される Oracle 呼び出しインターフェイス (OCI) を使用して Oracle データベースへのアクセスを提供します。 データ プロバイダーの機能は、SQL Server、OLE DB、ODBC 用の .NET Framework データ プロバイダーと同様に設計されています。
.NET Framework Data Provider for Oracle を使用するには、アプリケーションが次のように System.Data.OracleClient 名前空間を参照する必要があります。
Imports System.Data.OracleClient
using System.Data.OracleClient;
また、コードをコンパイルするときに DLL への参照を含める必要があります。 たとえば、C# プログラムをコンパイルする場合、コマンド ラインには次のものが含まれている必要があります。
csc /r:System.Data.OracleClient.dll
このセクションにて
システム要件
.NET Framework Data Provider for Oracle を使用するための要件について説明し、それを使用する際に注意すべきいくつかの問題について説明します。
Oracle BFILEs
Oracle BFILE データ型の操作に使用される OracleBFile クラスについて説明します。
Oracle LOB
Oracle LOB データ型の操作に使用される OracleLob クラスについて説明します。
Oracle REF CURSOR
Oracle REF CURSOR データ型のサポートについて説明します。
OracleTypes
OracleNumberやOracleStringなど、Oracle データ型の操作に使用できる構造体について説明します。
Oracle シーケンス
サーバーによって生成された主要な Oracle シーケンス値の取得のサポートについて説明します。
Oracle データ型マッピング
Oracle データ型とその OracleDataReaderへのマッピングを一覧表示します。
Oracle 分散トランザクション
トランザクションがアクティブであると判断された場合に、 OracleConnection オブジェクトが既存の分散トランザクションに自動的に参加させる方法について説明します。
関連セクション
ADO.NET アプリケーションのセキュリティ保護
ADO.NET を使用する場合のセキュリティで保護されたコーディング方法について説明します。
DataSet、DataTable、および DataView
DataSets、型指定されたDataSets、DataTables、およびDataViewsを作成して使用する方法について説明します。
ADO.NET でのデータの取得と変更
ADO.NET でデータを操作する方法について説明します。
SQL Server と ADO.NET
SQL Server に固有の機能を使用する方法について説明します。
DbProviderFactories
ADO.NET でプロバイダーに依存しないコードを記述できるジェネリック クラスについて説明します。