コードを使用する Microsoft Teams 統合の有効化または無効化

Dynamics 365 Customer Engagement での Microsoft Teams 統合を有効化して、シームレスな共同作業および Microsoft Teams と Customer Engagement (on-premises) 全般で作業の効率化ができます。 機能の詳細については、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) と Microsoft Teams の統合 を参照してください。

管理者がシステム設定のインスタンスの Microsoft Teams 統合機能を有効化する場合、共同作業機能は選択された一連のシステム エンティティでのみ有効です。 追加のシステム エンティティまたはユーザー定義エンティティの Microsoft Teams 統合を有効にする場合は、msdyn_SetTeamsDocumentStatus Web API のアクションを使用してプログラムで実行すればよいだけです。

msdyn_SetTeamsDocumentStatus のアクション パラメーター

msdyn_SetTeamsDocumentStatus アクションは、次の入力パラメータを使用します。

Name	型	説明
Enable	Edm.Boolean	チーム統合を有効化するのか、または無効化するのかを示します。 必須。
LogicalEntityNames	Edm.String	チーム統合を有効化または無効化する場合に全エンティティの論理名が一覧になった配列。 必須。

msdyn_SetTeamsDocumentStatus のアクション戻りの種類

msdyn_SetTeamsDocumentStatusアクションでは次の値を戻します。

Name	型	説明
msdyn_SetTeamsDocumentStatusResponse	ComplexType	msdyn_SetTeamsDocumentStatus のアクションからの応答を含みます。 これには、次の型の構造化されたデータを含んだプロパティが含まれます。 Name 型 説明 FailedLogicalEntityNames Edm.String 操作が失敗しているエンティティの論理名の一覧。 PassedLogicalEntityNames Edm.String 操作が成功しているエンティティの論理名の一覧。 OperationResult Edm.Boolean 操作の成功または失敗を示します。

msdyn_SetTeamsDocumentStatus のアクションの例

要求

POST [Organization URI]/api/data/v9.1/msdyn_SetTeamsDocumentStatus
HTTP/1.1
Accept: application/json
Content-Type: application/json; charset=utf-8
OData-MaxVersion: 4.0
OData-Version: 4.0
{
    "Enable":false,
    "LogicalEntityNames":"[\"account\", \"contact\"]"
}

応答

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/json; odata.metadata=minimal  
OData-Version: 4.0
{
    "@odata.context": [Organization URI]/api/data/v9.1/$metadata#Microsoft.Dynamics.CRM.msdyn_SetTeamsDocumentStatusResponse",
    "PassedLogicalEntityNames": "[account,contact]",
    "FailedLogicalEntityNames": "[]",
    "OperationResult": true
}

関連項目

Microsoft Teams と Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) との統合
管理者: Microsoft Teams 統合プレビュー機能を有効にする