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Exchange Serverの UM および UM 通話ルーター サービスに証明書を割り当てる

適用対象: Exchange Server 2013、Exchange Server 2016

EAC またはシェルを使用して、特定の Exchange サービスに自己署名、内部公開キー インフラストラクチャ (PKI)、またはサードパーティの商用証明書を割り当てることができます。 New-ExchangeCertificate コマンドレットを使用して、Services パラメーターを使用して証明書を Exchange サービスに割り当てると、証明書を Exchange サービスに割り当てるよう求められます。 EAC を使用して証明書を作成した場合、新しい Exchange 証明書ウィザードでは、証明書を Exchange サービスに割り当てるよう求められません。 証明書のプロパティを編集し、割り当てるサービスを選択して証明書を割り当てる必要があります。

サービスが異なれば、証明書の要件も異なります。 たとえば、一部のサービスでは、証明書の [サブジェクト名 ] ボックスまたは [ サブジェクトの別名 ] ボックスにサーバー名のみが必要な場合があり、他のサービスでは完全修飾ドメイン名 (FQDN) が必要な場合があります。 証明書名が、有効にするサービスで必要な用途をサポートできることを確認します。

警告

ユニファイド メッセージング (UM) と Microsoft Lync Server を統合している場合、自己署名証明書は使えません。

ユニファイド メッセージングの証明書の管理に関するその他の管理タスクについては、「UM の証明書の展開手順」を参照してください。

事前に必要な知識

ヒント

問題がある場合は、 Exchange のフォーラムで質問してください。 Exchange Server のフォーラムにアクセスします。

EAC を使ったユニファイド メッセージングと UM 呼び出しルーター サービスへの証明書の割り当て

  1. EAC で、サーバー>Certificates に移動します

  2. リスト ビューで、ユニファイド メッセージングおよび UM 通話ルーター サービスに割り当てる証明書を選択し、[編集] アイコンをクリックします。

  3. [<Certificate name> ページで、[サービス] を選択し、[UMUM 通話ルーター] を選択します。

  4. [保存] をクリックします。

シェルを使ったユニファイド メッセージングと UM 呼び出しルーター サービスへの証明書の割り当て

この例では、ユニファイド メッセージングと UM 呼び出しルーター サービスへ証明書を割り当てます。

Enable-ExchangeCertificate -Thumbprint 5113ae0233a72fccb75b1d0198628675333d010e -Services 'UM, UMCallRouter'