IMS のコンポーネント

情報管理システム (IMS) は、トランザクション・プログラム (TP) モニターに統合 TP マネージャーと階層データベースを提供します。 TP モニターとデータベースの両方で、IMS 以外の TP モニターおよびデータベースとのトランザクションを調整できます。

トランザクション インテグレーター (TI) を正常に使用するには、次の IMS コンポーネントと用語を理解する必要があります。

IMS リージョン
IMS は、定義された領域を使用してその機能を実行します。 IMS を使用する場合は、通常、以下の領域が VTAM で定義されます。

  • 制御領域 - IMS 領域メイン。 IMS トランザクションがアクセスするすべてのデータベースを所有し、データベースとのすべての通信を担当します。 継続的に実行され、他の依存リージョンの操作を監視します。

  • メッセージ処理領域 (MPR) - メッセージの処理に使用される依存リージョン。 制御リージョンは、MPR で実行する TP をスケジュールします。 1 台のメインフレーム コンピューターで複数の MPR を定義できます。

  • バッチ メッセージ処理 (BMP) 領域 - バッチ操作の処理に使用される依存リージョン。

    IMS メッセージ 待ち行列
    IMS メッセージ待ち行列は、処理のために MPP 領域にアクセスするために TP によって使用されます。 各 MPP 領域には、IMS メッセージ・キューが関連付けられています。 IMS メッセージ 待ち行列にアプリケーション・データを配置すると、IMS サーバー TP は標準の Get Unique (GU)、Get Next (GN)、Insert (ISRT) 呼び出しを使用して、クライアント・アプリケーションとデータを交換できます。

    データ言語 (DL)/I
    データ言語 (DL)/I は、IMS データベースにアクセスするために従来の IMS 環境で使用されるプログラミング言語です。 IMS TP と CICS TP は、COBOL、PL/I、C、VS Pascal、Ada、REXX、アセンブラー言語など、さまざまなプログラミング言語で記述できます。 ただし、これらの TP のいずれかが IMS データベースにアクセスする必要がある場合は、アプリケーション・コードからの適切な DL/I 呼び出しを使用する必要があります。 標準の DL/I 呼び出しの一部は次のとおりです。

  • 区。 この呼び出しは、処理する入力データを取得します。

  • Gn。 この呼び出しは、順次レコードを取得します。

  • ISRT。 この呼び出しは、データベースにデータを挿入するか、呼び出し元のクライアントにデータを返します。

参照

トランザクション インテグレーター アーキテクチャ
オンライン トランザクション処理