Microsoft Syntexを使用してローカル SharePoint サイトにモデルを作成する

適用対象: ✓ すべてのカスタム モデル |✓すべての事前構築済みモデル

Microsoft Syntexでは、独自の SharePoint サイトでモデルをローカルに作成およびトレーニングするオプションが提供されます。 これらのモデルは、作成されたサイトでのみ使用できます。

注:

モデルを検出可能にし、他のユーザーが使用できるようにする場合は、 エンタープライズ モデルを作成する必要があります。 エンタープライズ モデルは、 コンテンツ センターで作成およびトレーニングされるモデルです。 現在、 モデル使用状況分析に関する 情報は、エンタープライズ モデルでのみ使用できます。

SharePoint サイトでドキュメントの分類と抽出をアクティブ化することで、Syntex を使用すると、ドキュメント ライブラリ内のファイルを分類したり、新しいファイルから情報を抽出したり、抽出された情報に基づいてアクティビティを自動化したりできます。

ローカル モデルの作成をアクティブ化すると、次のリストとライブラリがサイトに追加されます。

  • モデル ドキュメント ライブラリ
  • トレーニング ファイル ドキュメント ライブラリ
  • 説明テンプレートの一覧
  • モデルの使用状況の一覧

モデルが現在のサイトに自動的に昇格されるのは、モデルがサイト内の任意のライブラリに最初に適用された場合のみです。 これにより、使用可能なサイト モデルの一覧でモデルが検出され、サイト内の他のライブラリで使用できるようになります。 モデルがサイト内のライブラリに適用されるまでは使用できません。 同様に、モデルがサイト内のすべてのライブラリから削除されると、使用可能なサイト モデルの一覧からも削除されます。

この機能は、すべての モデルの種類で使用できます。

ローカル サイトでモデルを作成する

  1. SharePoint ドキュメント ライブラリから、分析するファイルを選択し、[ 分類して抽出] を選択します。

    [分類と抽出] オプションが強調表示されている SharePoint ドキュメント ライブラリのスクリーンショット。

  2. この機能を初めて使用するときは、サイトで Syntex をアクティブ化します。 次のメッセージが表示されます。

    [ドキュメントの分類と抽出情報のアクティブ化] ページのスクリーンショット。

    注:

    管理タスクを実行し、サイトのコンテンツを管理するには、[Web サイトの管理] アクセス許可が必要です。 これはサイト所有者になります。 機能がアクティブになると、[リストの管理] アクセス許可を持つすべてのユーザーがモデルを作成および管理できるようになります。

  3. [ アクティブ化] を 選択して続行します。 次のメッセージが表示されます。

    [モデルの作成] オプションが表示された [ドキュメントの分類と抽出のアクティブ化] メッセージのスクリーンショット。

  4. [ モデルの作成] を選択します

  5. [モデルの作成] パネル で、モデル の名前を入力し、説明を追加して、[ 作成] を選択します。

    [モデルの作成] パネルのスクリーンショット。

  6. カスタム モデルのトレーニングに進むか、選択したファイルを使用してトレーニング済みモデルを構成します。

  7. 完了すると、[ ライブラリに追加] パネルが開きます。

    適用されたサイトとライブラリを示す [ライブラリに追加] パネルのスクリーンショット。

  8. [ ライブラリに追加 ] パネルに、SharePoint サイトの名前と、モデルが適用されるドキュメント ライブラリが表示されます。 モデルを別のライブラリに適用する場合は、[ ライブラリに戻る] を選択し、使用するライブラリを選択します。 次に [追加] を選択します。

  9. モデルのホーム ページの [ このサイトでモデルが適用される場所 ] セクションで、モデルが適用されているライブラリを確認できます。 サイト上の他のライブラリにモデルを適用するには、[ モデルの適用] を選択します。

    [サイトにモデルが適用される場所] セクションを示すモデル ホーム ページのスクリーンショット。

注:

ローカル モデルが 1 つのライブラリに適用されると、同じサイト内の他のライブラリへのアプリケーションの検出に使用できるようになります。