Copilot Studio の 分析 ページは、分析セッション 間の イベント トリガー でエージェントの全体的な正常性に関する集計分析情報を提供します。
エージェントの有効性をレビューおよび改善する際に注目すべき3つの主要な領域があります。
- 実行の結果: トリガーによって開始されたセッションの最終結果を知ることで、エージェントが成功している点と改善が必要な点を特定することができます。
- トリガーの使用: どのトリガーがどのくらいの頻度で使用されているかを確認すると、エージェントが何をしているのか、なぜ行っているのかを理解するのに役立ちます。
- ツールの使用: ツールが使用される頻度と、ツールが成功する頻度を学習すると、それらのツールが役立ち、成功しているかどうかを理解するのに役立ちます。
時間の範囲を変更するには、アクティビティ ページの上部にある範囲ドロップダウンを選択します。 過去 90 日間に発生したセッションの分析を表示できます。
実行結果
実行の結果 セクションには、各セッション の結果の種類を追跡するグラフが表示されます。
また、セッション 期間の内訳も確認できます。 実行の結果 グラフで 詳細の表示 を選択します。 サイド パネルが開き、成功した実行と失敗したセッションの平均期間と、セッションの長さが時間の経過とともにどのように変化したかが表示されます。
セッション時間が長いと、エージェントが属するワークフローに遅延が生じる可能性があります。 トリガーまたはエージェントレベルでより具体的な指示を提供することで、エージェントの速度を向上させることができます。
トリガーの使用
トリガーの使用 セクションには、各トリガーがセッションを開始した頻度を追跡するグラフとメトリックが表示されます。 このグラフは、時間の経過に伴うトリガーの使用状況の変化を示しています。
詳細の表示 を選択すると、選択した期間中に使用されたすべてのトリガーの内訳、実行をトリガーした最も一般的なイベント、実行の失敗が最も多かったイベントが表示されます。
この情報を使用して、改善のために特定の実行をターゲットにし、エージェントが最も応答するイベントの種類を把握できます。
ツールの使用
[ ツールの使用 ] セクションには、時間の経過と同時にツールが呼び出される頻度と、エージェントがそれらのツールを正常に使用する頻度を追跡するグラフとメトリックが表示されます。
また、エージェントが各ツールを使用する頻度と、呼び出されたツールが正常に使用された割合の傾向インジケーターも表示されます。
このグラフには、 Analytics ページの上部で定義された期間に使用された上位 5 つのツールが表示されます。
指定した期間に使用されたすべてのツールの一覧と傾向インジケーターを含むサイド パネルを開くには、[グラフの 詳細を表示 ] を選択します。
ナレッジ ソースの使用
[ ナレッジ ソースの使用 ] セクションには、エージェントが ナレッジ ソース を使用する頻度を追跡するグラフとメトリックが表示されます。 また、ソースが使用されている頻度、生成されているエラーの数、ソースが使用されている回数の傾向インジケーターも表示されます。
グラフには、 分析 ページの上部で定義された日付範囲で使用された上位 5 つのナレッジ ソースが表示されます。
詳細を表示 を選択してサイド パネルを開き、選択した期間のナレッジ ソースの使用状況とエラー率を表示します。 これらのグラフを使用して、どのナレッジ ソースがユーザーに役立つか、どのナレッジ ソースを改善の対象にするかを特定できます。
- ナレッジソースの使用 エージェントがアクセスできる各ナレッジソースを使用したセッションの割合を示します。
- エラー エラーが発生した各ナレッジ ソースの種類 ( SharePoint など) を使用したセッションの割合を示します。