NuGet.org の概要
NuGet.org は毎日数百万の .NET および .NET Core 開発者に採用されている NuGet パッケージのパブリック ホストです。
NuGet.org 自体にパブリック ホストとしての役割があり、100,000 を超える個別パッケージの中央リポジトリが nuget.org に保持されています。NuGet.org はパッケージ用の唯一のホストではありません。 また、NuGet テクノロジを使用すると、クラウド (Azure DevOps 上など)、プライベート ネットワーク、さらにはご利用のローカル ファイル システムで、プライベートにパッケージをホストすることもできます。 別のホストまたはホスティング オプションに関心がある場合は、「独自の NuGet フィードをホスティングする」を参照してください。
NuGet.org は、NuGet パッケージの他のホストと同様に、パッケージの "作成者" とパッケージの "コンシューマー" の間の接続ポイントとして機能します。 作成者は便利な NuGet パッケージを作成して公開します。 利用者は、アクセスできるホストで役に立ち互換性のあるパッケージを検索し、ダウンロードしてプロジェクトに組み込みます。 プロジェクトにインストールされたパッケージの API は、プロジェクト コードの他の部分から利用できます。
NuGet.org 上でパッケージを公開するには、まず個人 (ユーザー) アカウントを作成します。 これが NuGet.org でのお客様の ID になります。
NuGet.org では組織アカウントを作成することもできます。 組織アカウントには、そのメンバーとして 1 つまたは複数の個人アカウントが含まれます。 メンバーは、所有権用の単一の ID を維持しながら一連のパッケージを管理することができます。 ご自分の個人アカウントによって、任意の数の組織のメンバーになることができます。
パッケージは、個人アカウントに属することができるのと同様に、組織アカウントに属することもできます。 パッケージ コンシューマーには、個人アカウントと組織アカウントの違いは表示されません。どちらもパッケージ owners
として表示されます。
公開する NuGet パッケージ (.nupkg ファイル) の用意ができたら、nuget.exe CLI または dotnet.exe CLI のいずれかと、NuGet.org から取得した API キーを使用して、パッケージを NuGet.org に公開します。
パッケージを公開するときには、CLI コマンドに API キー値を含めます。
パッケージを公開するときには、ID プレフィックスを予約することにより、ご自分の ID を予約し保護することができます。 パッケージをインストールするとき、パッケージのコンシューマーには、ご使用になるパッケージが詐欺的なものでないことをその識別プロパティで示す追加情報が提供されます。
NuGet クライアントで NuGet.org をパッケージ リポジトリとして使用するには、次の V3 API エンドポイントを使用する必要があります。
https://api.nuget.org/v3/index.json
より古いクライアントでは、引き続き V2 プロトコルを使用して NuGet.org に到達できます。ただし、V2 プロトコルを使用した場合、NuGet クライアント 3.0 以降でサービスの動作が遅くなり、信頼性が低下します。
https://www.nuget.org/api/v2
(V2 プロトコルは非推奨になっています)