ADO のメソッド

適用先: Access 2013、Office 2013

メソッド	説明
AddNew	更新可能な Recordset オブジェクトの新しいレコードを作成します。
Append	コレクションにオブジェクトを追加します。 コレクションが Fields の場合、新しい Field オブジェクトを作成して追加できます。
AppendChunk	大きなサイズのテキストまたはバイナリ データの Field オブジェクト、または Parameter オブジェクトにデータを追加します。
BeginTrans、CommitTrans、RollbackTrans	Connection オブジェクト内のトランザクション処理を次のように管理します。 BeginTrans は、新しいトランザクションを開始します。 CommitTrans は、すべての変更を保存して現在のトランザクションを終了します。 新しいトランザクションを開始する場合もあります。 RollbackTrans — 変更を取り消し、現在のトランザクションを終了します。 新しいトランザクションを開始する場合もあります。
Cancel	保留中の非同期メソッド呼び出しの実行をキャンセルします。
CancelBatch	保留中のバッチ更新をキャンセルします。
CancelUpdate	Update メソッドを呼び出す前に行った、Recordset オブジェクトのカレント行か新規行、または Record オブジェクトの Fields コレクションをキャンセルします。
Clear	Errors コレクションからすべての Error オブジェクトを削除します。
Clone	既存の Recordset オブジェクトから Recordset オブジェクトの複製を作成します。 必要に応じて、複製を読み取り専用に指定できます。
Close	開いているオブジェクトおよびそれに従属するすべてのオブジェクトを閉じます。
CompareBookmarks	2 つのブックマークを比較して、相対的な位置を示す値を返します。
CopyRecord	ファイルまたはディレクトリとその内容を、別の場所にコピーします。
CopyTo	Stream オブジェクトから、指定した文字数またはバイト数 (Type によって決まる) のデータを別の Stream にコピーします。
CreateParameter	プロパティを指定して新しい Parameter オブジェクトを作成します。
Delete (ADO Parameters コレクション)	Parameters コレクションからオブジェクトを削除します。
Delete (ADO Fields コレクション)	Fields コレクションからオブジェクトを削除します。
Delete (ADO Recordset)	カレント レコードまたはレコードのグループを削除します。
DeleteRecord	ファイルまたはディレクトリとそのすべてのサブディレクトリを削除します。
Execute (ADO Command)	CommandText プロパティで指定されたクエリ、SQL ステートメント、またはストアド プロシージャを実行します。
Execute (ADO Connection)	指定されたクエリ、SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはプロバイダー固有のテキストを実行します。
Find	指定した条件を満たす行を Recordset から検索します。
フラッシュ	ADO バッファーに残っている Stream の内容を、Stream に関連付けられた、基になるオブジェクトに反映します。
GetChildren	Record で表されるディレクトリ内のファイルとサブディレクトリを表す行を含む Recordset を返します。
GetChunk	サイズの大きいテキスト データやバイナリ データの Field オブジェクトから、内容の全部または一部を返します。
GetRows	複数の Recordset オブジェクト レコードを配列に取り込みます。
Getstring	Recordset を文字列として返します。
LoadFromFile	既存のファイルの内容を Stream に読み込みます。
移動	Recordset オブジェクトのカレント レコードの位置を移動します。
MoveFirst、MoveLast、MoveNext、MovePrevious	指定した Recordset オブジェクトの最初、最後、次、または前のレコードに移動して、そのレコードをカレント レコードにします。
MoveRecord	ファイルまたはディレクトリとその内容を、別の場所に移動します。
NextRecordset	一連のコマンド操作を実行して、現在の Recordset オブジェクトをクリアし、次の Recordset を返します。
Open (ADO Connection)	データ ソースへの接続を開きます。
Open (ADO Record)	既存の Record オブジェクトを開きます。または、新しいファイルかディレクトリを作成します。
Open (ADO Recordset)	カーソルを開きます。
Open (ADO Stream)	バイナリ データまたはテキスト データのストリームを操作するための Stream オブジェクトを開きます。
OpenSchema	プロバイダーからデータベースのスキーマ情報を取得します。
Read	Stream オブジェクトから、指定されたバイト数を読み取ります。
Readtext	テキスト Stream オブジェクトから、指定された文字数を読み取ります。
Refresh	コレクションのオブジェクトを更新し、プロバイダーから使用可能な、プロバイダーに固有のオブジェクトを反映します。
Requery	オブジェクトの基になるクエリを再実行して、Recordset オブジェクトのデータを更新します。
Resync	基になるデータベースの情報を基に、現在の Recordset オブジェクト、または Record オブジェクトの Fields コレクションのデータを再表示します。
Save	Recordset をファイルまたは Stream オブジェクトに保存します。
SaveToFile	Stream のバイナリの内容をファイルに保存します。
Seek	Recordset のインデックスを検索して、指定された値と一致する行をすばやく探し、その行をカレント行にします。
SetEOS	ストリームの末尾の位置を設定します。
SkipLine	テキスト ストリームを読み取っているときに、1 行全体をスキップします。
Stat	開いているストリームに関する統計情報を取得します。
サポート	指定した Recordset オブジェクトが特定の種類の機能をサポートしているかどうかを判別します。
Update	Recordset オブジェクトのカレント行、または Record オブジェクトの Fields コレクションに加えたすべての変更を保存します。
UpdateBatch	保留中のバッチ更新をすべてディスクに書き込みます。
Write	バイナリ データを Stream オブジェクトに書き込みます。
WriteText	指定されたテキスト文字列を Stream オブジェクトに書き込みます。