Source プロパティ (ADO Recordset)

適用先: Access 2013、Office 2013

Recordset オブジェクトのデータ ソースを示します。

設定と戻り値

文字列型 (String) の値または Command オブジェクトへの参照を設定し、Recordset のソースを示す文字列型 (String) の値のみを返します。

注釈

Command オブジェクト変数、SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名のいずれかを使用して、 Recordset オブジェクトのデータ ソースを指定するには、 Source プロパティを使用します。

Source プロパティを Command オブジェクトに設定した場合、 Recordset オブジェクトの ActiveConnection プロパティは、指定した Command オブジェクトの ActiveConnection プロパティの値を継承します。 ただし、Source プロパティの値を取得しても Command オブジェクトは返されず、代わりに Source プロパティで設定した Command オブジェクトの CommandText プロパティが返されます。

Source プロパティが SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名である場合、Open メソッドの呼び出しで適切な Options 引数を渡すことによって、パフォーマンスを最適化できます。

Source プロパティは、Recordset オブジェクトが閉じている場合は値の取得および設定が可能で、Recordset オブジェクトが開いている場合は値の取得のみ可能です。