SYNC
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
ローカル ストアとサーバー間の同期を開始するための情報。 この情報は、 同期状態の間に使用されます。
クイック ヒント
struct SYNC
{
ULONG ulFlags;
LPWSTR pwzPath;
FEID Reserved1;
MEID Reserved2;
LPENTRYLIST pel;
ULONG const * pulFolderOptions;
};
メンバー
ulFlags
[out]/[in] 同期中の動作を変更する次のフラグのビットマスク。
UPS_UPLOAD_ONLY
- [in]クライアントはアップロードのみを実行します。 Outlook では、ローカルに変更されたフォルダーのみが返されます。
UPS_DNLOAD_ONLY
- [in]クライアントはダウンロードのみを実行します。 Outlook では、フォルダーのアップロード ビットをクリアしないでください。
UPS_THESE_FOLDERS
- [in]クライアントは、指定された一連のフォルダーを指定されたエントリ ID と同期します。 このフラグは、 UPS_UPLOAD_ONLY または UPS_DNLOAD_ONLY フラグと組み合わせることができます。
UPS_OK
[out]同期が成功しました。 クライアントは、アップロード後または完全同期が完了した後にこれを設定します。
注:
クライアントは、レプリケーション API を使用してフォルダーと項目をアップロードまたは完全に同期 (アップロードしてからダウンロード) できますが、クライアントは、一度にレプリケーションの 1 方向 (UPS_UPLOAD_ONLY または UPS_DNLOAD_ONLY フラグ) のみを使用して ulFlags を指定します。 完全同期の場合、クライアントは最初に UPS_UPLOAD_ONLY フラグを使用してアップロードを行い、次に UPS_DNLOAD_ONLY フラグを持つダウンロードを実行します。
pwzPath
- [out]ローカル ストアへのパス。
Reserved1
- このメンバーは Outlook の内部使用のために予約されており、サポートされていません。
予約済み 2
- このメンバーは Outlook の内部使用のために予約されており、サポートされていません。
Pel
- [in]これは、UPS_THESE_FOLDERSが設定 されている場合に 同期するフォルダーのエントリ ID の一覧です。 LPENTRYLIST の型定義については、mapidefs.h を参照してください。
pulFolderOptions
- [in]これは、UPS_THESE_FOLDERSが設定されている場合、pel 内の対応するフォルダーのフォルダー オプションの配列です。 これらのフォルダー オプションは、アップロード フォルダーの状態中に pel に一覧表示されている各フォルダーをアップロードするときに使用 されます。 フォルダー オプションの詳細については、「 UPFLD」を参照してください。