Open XML SDK の概要

Open XML SDK を使用すると、Open XML パッケージと、パッケージ内の基になる Open XML スキーマ要素を操作するタスクが簡略化されます。 Open XML SDK のクラスには、開発者が Open XML パッケージで実行する多くの一般的なタスクがカプセル化されているため、数行のコードだけで複雑な操作を実行できます。

利用可能なパッケージ

SDK は、.NET 3.5 以降、.NET Standard 2.0、.NET 6 以降、およびそれらのターゲットで サポートされているその他のプラットフォームをサポートする NuGet パッケージのコレクションとして使用できます。 パッケージのインストールの詳細については、 NuGet のドキュメントを参照してください。 使用可能なパッケージを次に示します。

  • DocumentFormat.OpenXml.Framework: このパッケージには、SDK を有効にする基本的なフレームワークが含まれています。 これは v3.0 以降の新しいパッケージで、以前に に DocumentFormat.OpenXml含まれていた多くの型が含まれています。
  • DocumentFormat.OpenXml: このパッケージには、パーツと要素に対して厳密に型指定されたすべてのクラスが含まれています。
  • DocumentFormat.OpenXml.Features: このパッケージには、一部のオプトイン機能を有効にする追加機能が含まれています。
  • DocumentFormat.OpenXml.Linq: このパッケージには、より効率的な Linq 使用を可能にするために、パーツと要素のすべての完全修飾名のコレクションが含まれています。