DoCmd.OpenReport メソッド (Access)
OpenReport メソッドは、Visual Basic で "OpenReport/レポートを開く" アクションを実行します。
構文
expression.OpenReport (ReportName, View, FilterName, WhereCondition, WindowMode, OpenArgs)
expression: DoCmd オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
ReportName | 必須 | Variant | カレント データベースのレポートの有効な名前を表す文字列式を指定します。 OpenReport メソッドを含む Visual Basic コードをライブラリ データベースで実行すると、Microsoft Access は最初にこの名前のレポートをライブラリ データベースで検索し、次に現在のデータベースで検索します。 |
表示 | 省略可能 | AcView | レポートを開くときのビューを指定する AcView 定数。 既定値は acViewNormal です。 |
FilterName | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | カレント データベースのクエリの有効な名前を文字列式で指定します。 |
WhereCondition | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 有効な SQL WHERE 句を文字列式で指定します。ただし、WHERE という語を指定する必要はありません。 |
WindowMode | 省略可能 | AcWindowMode | フォームを開くモードを指定する AcWindowMode 定数。 既定値は acWindowNormal です。 |
OpenArgs | 省略可能 | Variant | OpenArgs プロパティを設定します。 |
解説
レポートをデザイン ビューまたは印刷プレビューで開いたり、レポートをすぐに印刷したりするには OpenReport メソッドを使用します。 レポートに印刷されるレコードを制限することもできます。
引数 WhereCondition の最大長は 32,768 文字です (マクロ ウィンドウの WhereCondition アクション引数の最大長は 256 文字です)。
例
次の例では、既存のクエリ [レポート フィルター] を使って、[売上レポート] を印刷します。
DoCmd.OpenReport "Sales Report", acViewNormal, "Report Filter"
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