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DoCmd オブジェクト (Access)

Visual Basic から Microsoft Office Access のアクションを実行すうには、DoCmd オブジェクトのメソッドを使用します。 アクションによって、ウィンドウを閉じる、フォームを開く、コントロールの値を設定する、などのタスクを実行します。

解説

たとえば、DoCmd オブジェクトの OpenForm メソッドを使用すると、フォームを開いたり、Hourglass メソッドを使用してマウス ポインターを砂時計アイコンに変えたりすることができます。

DoCmd オブジェクトのほとんどのメソッドには引数があります。必須のものもあれば、省略可能なものもあります。 省略可能な引数を省略すると、引数は特定のメソッドの既定値と仮定されます。 たとえば、OpenForm メソッドは 7 つの引数を使用しますが、最初の引数の FormName のみが必須です。

次の例では、現在のデータベースの Employees フォームを開く方法を示します。 役職が営業担当者である従業員のみが含まれます。

DoCmd.OpenForm "Employees", , ,"[Title] = 'Sales Representative'"

DoCmd オブジェクトでは、次のアクションに対応するメソッドはサポートされていません。

  • MsgBox。 MsgBox 関数を使用します。
  • RunApp。 Shell 関数を使用して他のアプリケーションを実行します。
  • RunCode。 関数を Visual Basic で直接実行します。
  • SendKeys。 SendKeys ステートメントを使用します。
  • SetValue。 値を Visual Basic で直接設定します。
  • StopAllMacros。
  • StopMacro.

次の例では、フォーム ビューでフォームを開き、新しいレコードに移動します。

Sub ShowNewRecord() 
 DoCmd.OpenForm "Employees", acNormal 
 DoCmd.GoToRecord , , acNewRec 
End Sub

メソッド

関連項目

サポートとフィードバック

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