Chart.ChartWizard メソッド (Excel)
任意のグラフのプロパティを変更します。 すべての個々のプロパティを設定せずにグラフをすばやく書式設定するには、このメソッドを使用します。 このメソッドは非対話型で、指定したプロパティのみを変更します。
構文
式。ChartWizard (Source, Gallery, Format, PlotBy, CategoryLabels, SeriesLabels, HasLegend, Title, CategoryTitle, ValueTitle, ExtraTitle)
expression は Chart オブジェクトを表す変数です。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Source | Optional | バリアント型 (Variant) | 新しいグラフの元データが格納されている範囲を指定します。 この引数を省略すると、作業中のグラフ シート、または作業中のワークシートで選択されているグラフが編集されます。 |
Gallery | 省略可能 | バリアント型 | グラフの種類を指定する XlChartType の定数の 1 つ。 |
Format | オプション | バリアント型 (Variant) | 組み込みのオートフォーマットのオプション番号。 ギャラリーの種類によって、1 ~ 10 の数値を指定できます。 この引数を省略すると、ギャラリーの種類とデータ ソースに基づいて既定値が選択されます。 |
PlotBy | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 各系列のデータを行と列のどちらで表示するかを指定します。 使用できる定数は、 XlRowCol クラスの xlRows または xlColumns です。 |
CategoryLabels | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 元データの範囲内にある、項目軸ラベルを含む行数または列数を示す整数を指定します。 有効な値は、0 (ゼロ) から対応する項目または系列の最大数 -1 までの範囲です。 |
SeriesLabels | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 元データの範囲内にある、系列ラベルを含む行数または列数を示す整数を指定します。 有効な値は、0 (ゼロ) から対応する項目または系列の最大数 -1 までの範囲です。 |
HasLegend | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 凡例を表示する場合は True を指定します。 |
Title | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | グラフのタイトル テキストを指定します。 |
CategoryTitle | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 項目軸のタイトル テキストを指定します。 |
ValueTitle | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 数値軸のタイトル テキストを指定します。 |
ExtraTitle | 省略可能 | バリアント型 | 3D グラフの系列軸タイトル、または 2D グラフの 2 番目の値軸タイトル。 |
注釈
引数 Source を省略したときに、選択しているものがアクティブ シートの埋め込みグラフでない場合、または既存のグラフ シートがアクティブでない場合には、エラーが発生します。
例
次の使用例は、Chart1 を折れ線グラフとして書式を再設定し、凡例を追加し、項目軸と数値軸のタイトルを追加します。
Charts("Chart1").ChartWizard _
Gallery:=xlLine, _
HasLegend:=True, CategoryTitle:="Year", ValueTitle:="Sales"
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