次の方法で共有


Kill ステートメント

ディスクからファイルを削除します。

構文

Killpathname

必須の pathname引数 は、削除する 1 つ以上のファイル名を指定する 文字列式 です。 パス名には、ディレクトリまたはフォルダー、およびドライブを含めることができます。

解説

Microsoft Windows で、Kill で複数のファイルを指定するには、複数の文字 (*) のワイルドカードと 1 文字 (?) のワイルドカードを使用します。 ただし、Macintosh では、これらの文字はファイル名の文字として有効であると見なされるため、これらのワイルドカードは複数のファイルの指定には使用できません。

Macintosh では、これらのワイルドカードがサポートされないため、ファイルの種類を使用して、削除するファイルのグループを識別します。 コマンドを個別のファイル名で繰り返す代わりに、 MacID 関数を使用してファイルの種類を指定します。 たとえば、次のステートメントは、現在のフォルダー内のすべてのテキスト ファイルを削除します。

Kill MacID("TEXT") 

Microsoft Windows で、KillMacID 関数を使用するとエラーが発生します。 開いているファイルを Kill を使用して削除する場合も、エラーは発生します。

注:

ディレクトリを削除するには、RmDir ステートメントを使用します。

この例では、Kill ステートメントを使用して、ディスクからファイルを削除しています。

' Assume TESTFILE is a file containing some data. 
Kill "TestFile" ' Delete file. 
 
' Delete all *.TXT files in current directory. 
Kill "*.TXT" 

関連項目

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。