データ型の概要

データ型は、保持できるデータの種類を決定する変数の特性です。 データ型には、次の表で示されているもの、ユーザー定義型、およびオブジェクトに固有の型が含まれます。

組み込みのデータ型を設定する

次の表では、サポートされる データ型および記憶域のサイズと範囲を示します。

データ型 記憶領域サイズ 範囲
Boolean 2 バイト True または False
Byte 1 バイト 0 ~ 255
Collection 不明 不明
Currency (スケーリングされた整数) 8 バイト -922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807
Date 8 バイト 100 年 1 月 1 日 から 9999 年 12 月 31 日
Decimal 14 バイト +/-79,228,162,514,264,337,593,543,950,335 (小数点なし)

+/-7.9228162514264337593543950335 (小数点以下 28 桁)

+/-0.0000000000000000000000000001 (0 ではない最小の値)
Dictionary 不明 不明
Double (倍精度浮動小数点数) 8 バイト -1.79769313486231E308 から -4.94065645841247E-324 (負の値)

4.94065645841247E-324 から 1.79769313486232E308 (正の値)
Integer 2 バイト -32,768 〜 32,767
Long (Long 整数) 4 バイト -2,147, 483,648 〜 2,147, 483,647
LongLong (LongLong 整数) 8 バイト -9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807

64 ビット プラットフォームでのみ有効。
LongPtr (32 ビット システムでは Long 整数、64 ビット システムでは LongLong 整数) 32 ビット システムでは 4 バイト

64 ビット システムでは 8 バイト
-2,147,483,648 から 2,147,483,647 (32 ビット システム)

-9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807 (64 ビット システム)
Object 4 バイト 任意の Object 参照
Single (単精度浮動小数点数) 4 バイト -3.402823E38 から -1.401298E-45 (負の値)

1.401298E-45 から 3.402823E38 (正の値)
String (可変長) 10 バイト + 文字列の長さ 0 〜 約 20 億
文字列型 (String) (固定長) 文字列の長さ 1 〜 約 65,400
Variant (数値) 16 バイト 最大で Double の範囲までの任意の数値
バリアント型 (Variant) (文字) 22 バイト + 文字列長 (64 ビット システムでは 24 バイト) 可変長 文字列型 と同じ範囲
ユーザー定義 (Type を使用) 要素に必要な数 各要素の範囲は、そのデータ型の範囲と同じです。

配列を含む Variant には、配列だけの場合より 12 バイト余計に必要です。

注意

すべてのデータ型の配列には、20 バイトと、配列次元ごとに 4 バイトと、データ自体が占めるバイト数が必要です。 データが占めるメモリは、データ要素の数と各要素のサイズを乗算して求めることができます。

たとえば、各 2 バイトの 4 個の Integer データ要素で構成される 1 次元配列のデータは、8 バイトを使用します。 データに必要な 8 バイトとオーバーヘッドの 24 バイトを加えて、この配列に必要な総メモリは 32 バイトとなります。 64 ビット プラットフォームでは、SAFEARRAY は 24 ビット (それに加えてDim ステートメントごとに 4 バイト) 使用します。 pvData メンバーは 8 バイト ポインターであり、8 バイト境界に揃える必要があります。

注意

LongPtr は、32 ビット環境では Long に変換され、64 ビット環境では LongLong に変換されるので、実際のデータ型ではありません。 LongPtr を使用して Declare ステートメントのポインター値とハンドル値を表す必要があり、このようにすると 32 ビットと 64 ビットの両方の環境で実行できる移植性の高いコードを作成できます。

注意

文字列データの型の間の変換には、StrConv 関数を使用します。

データ型を変換する

式を特定のデータ型に強制変換する次の関数の使用方法の例については、「データ型変換関数」をご覧ください。CBoolCByteCCurCDateCDblCDecCIntCLngCLngLngCLngPtrCSngCStrCVar

次の各関数については、それぞれのページをご覧ください。CVErrFixInt

注意

CLngLng は、64 ビット プラットフォームでのみ有効です。

データ型を確認する

データ型を確認するには、以下の関数をご覧ください。

CStr の戻り値

| expression の値|CStr の戻り値| |:-----------------|:-----------| |Boolean|True または False を含む文字列。| |Date|システムの短い日付形式の日付を含む文字列。| |Empty|長さ 0 の文字列 ("")。| |Error|Error という単語と エラー番号を含む文字列。| |Null|実行時エラー。| |その他の数値|数字を含む文字列。|

関連項目

サポートとフィードバック

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