Microsoft Dataverse Web API の使用

Web API または .NET 用 SDK を使用し、データや Dataverse のテーブルと列の定義を処理することができます。

Dataverse は、各種のプログラミング言語、プラットフォーム、およびデバイスで使用できる開発作業を提供します。 Web API は、多様なデータ ソースに対して RESTful API を構築して使用するための OASIS 標準規格 OData (オープン データ プロトコル)、バージョン 4.0 を実装します。 このプロトコルの詳細については、https://www.odata.org/ を参照してください。 この標準規格の詳細については、https://www.oasis-open.org/standards#odatav4.0 を参照してください。

Web API はオープン スタンダードに基づいて構築されるので、特定の開発者環境用のアセンブリは提供しません。 特定の操作に対する HTTP 要求を作成でき、サードパーティのライブラリを使用して必要な任意の言語またはプラットフォームに対応するクラスを生成することができます。 OData バージョン 4.0 をサポートするライブラリ一覧については、https://www.odata.org/libraries/ を参照してください。

Web API および組織サービス

組織サービスがプラットフォームを定義するものであると認識することは有益です。 Web API は RESTful プログラミング エクスペリエンスを提供しますが、最終的にはすべてのデータ操作は、基盤となる組織サービスを実行します。 組織サービスのサポートされる操作はメッセージとして定義されます。 各メッセージには名前があります。 これらの名前は、どの登録された拡張を開始するかを評価するため、イベント フレームワークで使用されるイベントに結び付けられています。 詳細: イベント フレームワーク

Web API により .NET 用 SDK と同じ操作が可能になりますが、RESTful 形式で提供されます。 OData v4 は関数またはアクションにより、名前付き操作を提供します。 組織サービスで使用可能なメッセージの多くは、対応する名前付き関数またはアクションとして公開されています。 CRUD 操作に対応するこれらのメッセージは、RESTful サービスとして GET、POST、PATCH、および DELETE HTTP メソッドを使用した実装があるため、Web API では使用できませんが、プラットフォーム内では、対応する操作が .NET Framework アセンブリを使用して実行される場合、取得作成更新、および削除メッセージはそのまま呼び出されます。

作業の開始

Web API の概要を読んだので、Dataverse Web API の開始トピックに進んで、Web API を使用する Visual Studio で最初の C# プログラムを作成する方法につて説明します。

JavaScript の開発者がモデル駆動型アプリで Web API を使用する場合、モデル駆動型アプリで Web API を使用するクライアント側の JavaScript に移動します。

コードを使用したデータに関する作業
OData - REST への最善の方法
OData バージョン 4.0 パート 1: Protocol Plus Errata 02
OData バージョン 4.0 パート 2: URL Conventions Plus Errata 02
OData バージョン 4.0 パート 3: Common Schema Definition Language (CSDL) Plus Errata 02

注意

ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)

この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。