モデル駆動型アプリのアクセスチェッカー

2025-04-30

アプリアクセスチェッカーツールを使用して、モデル駆動型アプリの実行時に発生する可能性がある、特定のユーザーで見つかった一般的な問題を特定します。

アプリアクセスチェッカーによって検出された問題には次のものがあります。

アプリがユーザーに表示されるかどうか。
アプリがユーザーに表示される/されない理由。
ユーザーが必要なライセンスを持っているかどうか。

アプリアクセスチェッカーの使用方法

Power Platform 管理者と作成者は、アプリアクセスチェッカーを使用して、ユーザープリンシパル名 (UPN) または電子メールアドレスに基づいてアプリを検索できます。

https://environmentURL/WebResources/msdyn_AppAccessChecker.html (https://contoso.crm.dynamics.com/WebResources/msdyn_AppAccessChecker.html など) を入力して、ブラウザで診断ページを開きます。次に、ボックスに UPN または電子メールアドレスを入力し、検索を選択します。

結果の解釈の方法

表示。
- ユーザーがアプリモジュールテーブルに対する読み取り権限を持っていない場合、ユーザーにはどのアプリも表示されず、いいえ と表示されます。
- ユーザーにアプリモジュールテーブルに対する読み取りおよび/または書き込み権限がある場合、ユーザーにはすべてのアプリが表示され、はいと表示されます。
ライセンス。
- ユーザーがアプリを再生するための適切なライセンスを持っている場合は、はいが表示されます。
- 各アプリのはいまたはいいえの結果の詳細リンクを選択すると、ユーザーがどのようにアクセスできるか、またはアクセスできないかについての情報を得ることができます。
セキュリティ。
- ユーザーがアプリモジュールテーブルに対する作成または書き込み権限を持っている場合は、はいと表示されます。ユーザーがアプリに割り当てられた 1 つ以上のセキュリティロールに関連付けられていない場合は、ユーザーがチームのメンバーであるかどうか、およびチームがそのセキュリティロールに関連付けられているかどうかを確認します。

ライセンスの用語とモデル駆動型アプリへのアクセス方法

アプリをユーザーに表示するには、ライセンスとセキュリティの両方の結果がはいである必要があります。ユーザーが適切なライセンスを持っていない場合、エラーメッセージには、アプリへのアクセスに使用できるサービスプランに関する情報が表示される場合があります。 ライセンスがサービスプランと同じではないことに注意してください。 ライセンスは、Microsoft Entra のユーザーに割り当てられるもので、通常は複数のサービスプランがあります。すべてのライセンスのリストと含まれているサービスプランについては、ライセンスサービスプランリファレンスを参照してください。 Microsoft Dataverse のライセンスエラーメッセージとサービスプランリファレンスリストを参照することで、ユーザーライセンスの問題を診断することができます。