生成型の回答に SharePoint または OneDrive for Business のコンテンツを使用する

SharePoint サイトや OneDrive for Business に保存されているコンテンツで生成型の回答を使用できます。 この機能は、contoso.sharepoint.com/sites/policies のような特定のサイトの URL とボットをペアリングすることで機能します。 ボット ユーザーが質問や発言をする際、ボットが使用するトピックを手動で設定していない場合、そのサイト URL とすべてのサブパスから関連するコンテンツを検索し、生成型回答のテクノロジを使用して、このコンテンツをターゲットとする回答にまとめるのに役立ちます。

注意

コンテンツ分析と検索は、サインインしたユーザーに代わって行われます。つまり、この機能を使用するには、手動 (カスタムウェブサイト用) 認証オプションの Azure AD を使用してボットにユーザー認証を構成する 必要があります。 認証なし および チームのみ認証オプションでは、Sharepoint または OneDrive for Business から情報を取得できません。

また、特定のユーザーがボットに質問した場合、ボットはその特定のユーザーが SharePoint や OneDrive for Business で読取り権限のあるコンテンツのみを表示することを意味します。

メモリ制限があるため、SharePoint で使用するファイルのサイズを制限することをお勧めします。 ファイルが異常に大きい場合は、複数の小さいファイルに分割することを検討してください。

SharePoint または OneDrive for Business を使用するには:

  1. トピックのノードの データ ソース 構成ペインを開きます:

    生成型ノードのデータ ソース メニューのスクリーンショット。

    • 生成型回答の作成 ノードの プロパティ ペインを開き、データ ソース を選択します。
    • 生成型回答の作成 ノードで、データ ソース の下にある 編集 を選択します。

    コンテンツの検索と要約ノードのプロパティのスクリーンショット。

  2. SharePoint で、使用する SharePoint または OneDrive for Business の URL を追加します。 複数の URL は手動の改行で区切ります (Shift + Enter)。

    注意

    ベスト プラクティスは、URL から https:// を省略することです。 認識された SharePoint の URL は sharepoint.com ドメイン以降からになります。

  3. ソースの入力が完了したら、メニューを閉じます。 トピック への変更を必ず保存してください。

ボットを保存したら、テスト ボット ウィンドウでメッセージを送信できます。 コンテンツを返すと思われるフレーズを使ってテストします。 powerva.microsoft.com へのサインインに使用したユーザー アカウントが SharePoint サイトにアクセスできない場合は、コンテンツを取得できないか、システム エラーが表示されることがあります。

注意

生成型回答ノードで定義された情報ソースは、ボット レベルで指定した情報ソースを上書きし、フォールバックとして機能します。