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Checkpoint-Computer

ローカル コンピューターのシステム復元ポイントを作成します。

構文

Checkpoint-Computer
          [-Description] <String>
          [[-RestorePointType] <String>]
          [<CommonParameters>]

説明

Checkpoint-Computer コマンドレットは、ローカル コンピューターにシステム復元ポイントを作成します。

システム復元ポイントと Checkpoint-Computer コマンドレットは、Windows 10 や Windows 11 などのクライアント オペレーティング システムでのみサポートされます。 Checkpoint-Computer では、1 日に複数のチェックポイントを作成することはできません。

例 1: システム復元ポイントを作成する

Checkpoint-Computer -Description "Install MyApp"

このコマンドを実行すると、MyApp のインストールと呼ばれるシステム復元ポイントが作成されます。 既定の APPLICATION_INSTALL 復元ポイントの種類が使用されます。

例 2: 復元ポイントMODIFY_SETTINGSシステムを作成する

Checkpoint-Computer -Description "ChangeNetSettings" -RestorePointType MODIFY_SETTINGS

このコマンドは、"ChangeNetSettings" という MODIFY_SETTINGS システム復元ポイントを作成します。

パラメーター

-Description

復元ポイントのわかりやすい名前を指定します。 このパラメーターは必須です。

型:String
配置:0
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RestorePointType

復元ポイントの種類を指定します。 既定値は、APPLICATION_INSTALL です。

このパラメーターの有効値は、次のとおりです。

  • APPLICATION_INSTALL
  • APPLICATION_UNINSTALL
  • DEVICE_DRIVER_INSTALL
  • MODIFY_SETTINGS
  • CANCELLED_OPERATION

コマンドレットは CANCELLED_OPERATION を受け入れますが、この種類の復元ポイント操作はサポートされなくなりました。 これらの型の詳細については、「 Restore Point Description Text のドキュメントを参照してください。

型:String
Aliases:RPT
指定可能な値:APPLICATION_INSTALL, APPLICATION_UNINSTALL, DEVICE_DRIVER_INSTALL, MODIFY_SETTINGS, CANCELLED_OPERATION
配置:1
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

None

オブジェクトをパイプ処理して Checkpoint-Computerすることはできません。

出力

None

このコマンドレットは出力を生成しません。

メモ

  • このコマンドレットでは、BEGIN_SYSTEM_CHANGE イベントと共に SystemRestore クラスの CreateRestorePoint メソッドを使用します。

  • Windows 8 以降では、 Checkpoint-Computer は毎日複数のシステム復元ポイントを作成することはできません。 24 時間が経過する前に新しい復元ポイントを作成しようとすると、Windows PowerShell によって次のエラーが生成されます。

    "A new system restore point cannot be created because one has already been created within the past 24 hours. Please try again later."