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シンボルとシンボル タグ

コンパイル済みプログラムのデバッグ情報がプログラム データベース (.pdb) ファイルで Debug Interface Access SDK の API を使用してアクセスできるシンボルとして (DIA) 格納されます。 すべてのシンボルに IDiaSymbol::get_symTagIDiaSymbol::get_symIndexId のプロパティがあります。 symTag のプロパティは SymTagEnum の列挙型で定義されているシンボルの種類を示します。 symIndexId のプロパティはシンボルのすべてのインスタンスの一意識別子を含む DWORD の値です。

シンボルに最も頻繁に IDiaSymbol::get_lexicalParent または IDiaSymbol::get_classParent シンボルに関する追加情報およびへの参照を他のシンボル指定できるプロパティがあります。 参照を含むプロパティを呼び出すと参照は IDiaSymbol のオブジェクトを返します。 このようなプロパティと同じ名前で別のプロパティと常に使用されますが「 ID 」たとえばIDiaSymbol::get_lexicalParentIdIDiaSymbol::get_classParentId をサフィックスとして付けられます。 シンボルの場所シンボル型の構文階層シンボル型のクラス階層 のアウトラインのシンボル テーブルの種類ごとにプロパティ。 これらのプロパティは関連情報に関するそのほかのシンボルへの参照がある場合があります。 *Id のプロパティが関連プロパティのではなく数値順序の識別子であるため以降の説明では省略されます。 はパラメーターについては必要に応じてだけで参照されます。

プロパティにアクセスしようとしたときにエラーが発生しないしシンボルのプロパティに値が割り当てられプロパティはメソッドの戻り S_OK 「」を取得します。 S_FALSE の戻り値はプロパティが現在のシンボルに対して無効であることを示します。

このセクションの内容

  • シンボルの場所
    シンボルを使用できる場所の種類について説明します。

  • シンボル型の構文階層
    ファイルモジュール関数のような構文を使用してシンボル階層の型について説明します。

  • シンボル型のクラス階層
    クラス配列および関数の戻り値の型など異なる言語要素に対応するシンボルの型について説明します。

参照

その他の技術情報

Debug Interface Access SDK