方法: XML リテラルに式を埋め込む (Visual Basic)
XML リテラルと埋め込み式を組み合わせて、実行時に作成される内容を格納する XML ドキュメント、XML フラグメント、または XML 要素を作成できます。 以下の例では、埋め込み式を使用して、要素の内容、属性、および要素名を実行時に設定する方法を示します。
埋め込み式の構文は <%= exp %> です。これは、ASP.NET で使用される構文と同じです。詳細については、「XML での埋め込み式 (Visual Basic)」を参照してください。
LINQ to XML API を使用して LINQ to XML オブジェクトを作成することもできます。 詳細については、「XElement」を参照してください。
手順
テキストを要素の内容として挿入するには
次の例は、contactName 変数に格納されているテキストを、開始名前要素と終了名前要素の間に挿入する方法を示します。
Dim contactName As String = "Patrick Hines" Dim contact As XElement = <contact> <name><%= contactName %></name> </contact> Console.WriteLine(contact)
この例を実行すると、次の出力が生成されます。
<contact> <name>Patrick Hines</name> </contact>
テキストを属性値として挿入するには
次の例は、phoneType 変数に格納されたテキストを、type 属性の値として挿入する方法を示します。
Dim phoneType As String = "home" Dim contact2 As XElement = <contact> <phone type=<%= phoneType %>>206-555-0144</phone> </contact> Console.WriteLine(contact2)
この例を実行すると、次の出力が生成されます。
<contact> <phone type="home">206-555-0144</phone> </contact>
要素名のテキストを挿入するには
次の例は、elementName 変数に格納されたテキストを、要素の名前として挿入する方法を示します。
この方法で要素を作成するときは、</> タグで閉じる必要があります。
Dim elementName As String = "contact" Dim contact3 As XElement = <<%= elementName %>> <name>Patrick Hines</name> </> Console.WriteLine(contact3)
この例を実行すると、次の出力が生成されます。
<contact> <name>Patrick Hines</name> </contact>
参照
処理手順
方法 : XML リテラルを作成する (Visual Basic)