次の方法で共有


-V コマンド ライン オプション

-V オプションでは、ファイルまたはプロジェクトの以前のバージョンを指定します。このオプションを View コマンドで指定すると、以前のバージョンのファイルやプロジェクトの内容を表示できます。

次の表は、-V オプションの使い方の一覧です。

オプション 説明
-V14 バージョン 14 を表示します。
-Vd2-29-98 1998 年 2 月 29 日時点のバージョンを処理対象にします。
"-VL Final Beta" "Final Beta" というラベルが付いているバージョンを処理対象にします。

-V オプションを指定してコマンドを実行すると、指定したバージョン番号のすべてのファイルとプロジェクトが処理の対象になります。特定の項目の指定したバージョンを処理の対象にするときには、バージョン番号の指定の前に、項目名に続けてセミコロンを記述します。

次の表は、特定の項目のバージョンの指定例です。

オプション 説明
Help.C;14 Help.C ファイルのバージョン 14 を表示します。
Show.prg;d2-29-98 1998 年 2 月 29 日時点の Show.prg ファイルを表示します。
"$/CW;L Beta 1" プロジェクト $/CW の、ラベル "Beta 1" が付いているバージョンを表示します。

日付だけでなく時刻まで特定する場合は、-V オプションに d スイッチを追加します。

たとえば、1998 年 3 月 3 日の午前 9 時から午後 3 時までの間の、プロジェクト $/Test の履歴を表示するには、コマンド ラインに次のように入力します。

ss History $/test -vd98/3/03;3:00p~98/3/03;9:00a

このコマンドでは、"a" および "p" はそれぞれ午前、午後を示します。表示する履歴の開始、終了日時の間にはチルダ記号 (~) を指定します。日時の範囲を指定する場合は、この例のように、早い方の日時を後に記述します。

参照

コマンド ライン オプション | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用