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DDUPD

DDUPD は、データベースを新形式にアップグレードします。データベースを新しい形式に変換すると、Visual SourceSafe 6.0 の新機能である、ラベル プロモーションを使用することができ、データベースのパフォーマンスも向上します。Visual SourceSafe 6.0 のセットアップ時にデータベースをアップグレードすることも可能です。Visual SourceSafe がセットアップされたフォルダ内に ..\data\labels フォルダがあれば、データベースは新形式にアップグレードされています。このユーティリティでは、データベースを以前のバージョンの形式に戻すこともできます。

アップグレードを行う場合は、以下の点に留意してください。

  • 必ず Visual SourceSafe データベースのバックアップ コピーを作成してから、新しいデータベース形式への変換を行ってください。
  • アップグレードを実行する前に、Visual SourceSafe データベースにログインしているユーザーがいないことを確認してください。データベース内でファイルがチェックアウトされている場合にも、アップグレードは行えます。
  • 特に指定しない限り、Visual SourceSafe のアプリケーションをバージョン 6.0 にアップグレードしても、データベース形式は Visual SourceSafe 5.0 (および 4.0) のままです。新しい形式のデータベースを使用するには、すべてのユーザーが Visual SourceSafe 6.0 を利用できる環境が整っていなければなりません。
  • 下位互換性を考慮する必要がない場合は、データベースを新しい形式にアップグレードできます。これによって、Visual SourceSafe 6.0 で追加された一部の新機能が利用可能になります。新形式のデータベースでは、ファイルをローカル ドライブにコピーするコマンド (取得、チェックアウト、チェックアウトの取り消し、配置など) の処理速度が向上しています。対象となるファイルのコピーが必要ない場合には、より高速な処理が期待できます。
  • データベースをアップグレードすると、ラベル プロモーションの機能を利用できます。詳細については、「プロジェクトの複数バージョンの管理」を参照してください。

参照

Visual SourceSafe のユーティリティ | DDUPD によるパフォーマンス向上およびラベル プロモーション機能の利用