Data フォルダの分析
Visual SourceSafe の Data フォルダには、すべてのファイルとプロジェクトのデータベースが格納されています。Visual SourceSafe では、管理対象のすべてのファイルが完全な状態に保たれるように各種の予防措置がとられますが、ネットワークやオペレーティング システムに問題が発生した場合は、ファイルが破損する可能性があります。ファイルの破損やエラーは、Analyze.exe ユーティリティで調査および修復できます。
メモ Data フォルダ全体のバックアップを定期的に行うようにしてください。
Analyze.exe を実行するには
すべてのユーザーを Visual SourceSafe からロックアウトします。詳細については、「データベースのロック」を参照してください。
メモ データベースをロックする場合でも、ファイルはチェックアウトしたままにできます。
コマンド プロンプトを開き、Analyze を実行します。
たとえば、以下のように入力します。
C:\vss\win32\analyze ..\data
Analyze.exe ユーティリティを実行すると、Visual SourceSafe データベース全体がチェックされ、問題を発見した場合は報告されます。ファイルの破損やエラーが発見された場合は、-F、-C、および -D の各オプションを使用して修復できます。
Analyze.exe は、2 回実行することをお勧めします。1 回目の実行では、-F オプションを使用してエラーを発見し、修復します。2 回目の実行では、ほかにエラーが残っていないかどうかを確認します。1 回目の実行後にエラーが残っている場合は、Microsoft サポート技術情報 の文書 Q152807 を参照してください。