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ビジュアル マージによるマージ コンフリクトの解決

コンフリクトが生じると、初期設定では、次に示すビジュアル マージ ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスは、手動マージでも自動マージでも表示されます。

ビジュアル マージ ダイアログ ボックスの上の 2 つのペインには、マージ対象の 2 つのバージョンが表示されます。上のダイアログ ボックスの例では、多重チェックアウトの結果として自動的にマージされます。左のペインには Visual SourceSafe 上のファイルが表示され、右のペインにはハード ディスク上のファイルが表示されます。分岐ファイルのマージでは、左右のペインにそれぞれ別のプロジェクトのファイルが表示されます。

下のペインには、マージ結果が表示されます。まず、競合しない変更内容のマージ結果が表示されます。このペインの表示内容は、作業の進行に伴って変化します。分岐ファイルをマージする場合は、分岐直前の元のファイルが表示されます。

3 つのペインの垂直スクロールは同期していますが、一時的に同期しなくなることもあります。上の 2 つのペインは、水平スクロールも同期化されています。下のペインの水平スクロールはほかの 2 つのペインと連動していません。

  • 色の制御は、相違点の表示と同じオプションで行います。ただし、フォントのスタイル (ボールド、イタリックなど) は変更できません。
  • 下のペインは直接編集できますが、上の 2 つのペインは編集できません。
  • 上の 2 つのペインから文字列を切り取りまたはコピーして、下のペインに貼り付けることもできます。
  • マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューを使って、マージ コンフリクトを解決します。

参照

分岐ファイルのマージ | ビジュアル マージを使用しないマージ コンフリクトの解決 | Mark_Merges 初期化変数 | Merge_Ext 初期化変数 | Backup_Ext 初期化変数 | ファイルのマージ