複数データベースの利用
特に指定しない限り、Visual SourceSafe のセットアップ時には、すべてのファイルが 1 つのデータベースに格納されます。プロジェクトのすべてのファイルはできる限り 1 つのデータベースに格納してください。複数のデータベースに分散した場合は、以下の制限があります。
- 複数のデータベース間でファイルを共有することはできません。
- データベース間でのファイルの移動は困難です。移動には、コマンド ライン ユーティリティの Archive ユーティリティを使用します。
- データベースには Visual SourceSafe のユーザー リストおよびパスワードも格納されます。複数のデータベースを使用する場合は、ユーザーを追加するときに、データベースごとにユーザーを登録する必要があります。
以上の理由から、プロジェクトのファイルは、できる限り 1 つのデータベースにまとめることをお勧めします。ただし、複数のデータベースが必要な場合もあります。たとえば、分野の異なる多数のプロジェクトが同時進行している企業などでは、データベースを一元管理できない場合があります。