データベースの新規作成
Visual SourceSafe の管理者は、アドミニストレータ プログラムまたは Visual SourceSafe のコマンド ライン コマンドを使用して、新しい空のデータベースを作成できます。
新しい空のデータベースを作成するには
Visual SourceSafe アドミニストレータで [ツール] メニューの [データベースの作成] をクリックします。
[データベースのパスの指定] に、新しいデータベースを作成するフォルダのパスを入力します。このフォルダには、すべてのファイルとプロジェクトのデータベースが格納される Data フォルダが作成されます。指定したフォルダ内に作成されるサブフォルダの詳細については、「セットアップで作成されるフォルダ」を参照してください。
または
[参照] をクリックします。[フォルダの選択] ダイアログ ボックスで、新しいデータベースを作成するフォルダを選択または作成します。
Visual SourceSafe 5.0 形式でデータベースを新規作成する場合は、[Visual SourceSafe 6.0 形式] チェック ボックスをオフにします。
[OK] をクリックします。
確認メッセージが表示されたら、もう一度 [OK] をクリックします。
データベースをロック ダウンします。詳細については、「データベースのセキュリティ」および「データベースのロック ダウン」を参照してください。
新しいデータベースは、Visual SourceSafe のコマンド ラインで 3 つの Visual SourceSafe ユーティリティを使用して作成することもできます。
- MKSS 新しい空の Visual SourceSafe データベースを Visual SourceSafe 4.0 形式で作成します。
- DDUPD SourceSafe データベースを Visual SourceSafe 5.0 形式にアップグレードします。
- DDCONV データベースを Visual SourceSafe 6.0 形式に更新します。
ユーザーがアクセスできるデータベースを作成するには、MKSS と DDUPD の両方を実行する必要があります。すべてのユーザーが Visual SourceSafe 6.0 を使用している場合は、DDCONV も実行します。
新しい空のデータベースをコマンド ラインから作成するには
コマンド プロンプトで、サーバーにセットアップされている Visual SourceSafe の Win32 フォルダに移動します。
Win32 フォルダで、新しいデータベースを格納するフォルダを作成します。たとえば、「data」というフォルダを作成します。
新しいデータベースを Visual SourceSafe 4.0 形式で作成するには、以下のように指定します。
MKSS [folder]
たとえば、以下のように入力します。
MKSS d:\vss\data
データベースを Visual SourceSafe 5.0 形式にアップグレードするには、以下のように指定します。
DDUPD <path to data directory>
たとえば、以下のように入力します。
DDUPD \\server\share\vss\data
データベースを Visual SourceSafe 6.0 形式に更新するには、以下のように指定します。
DDCONV [-S] [-MSSpath]|[data path]
たとえば、以下のように入力します。
Ddconv d:\vss\data
データベースをロック ダウンします。詳細については、「データベースのセキュリティ」および「データベースのロック ダウン」を参照してください。
参照
データベースのセキュリティ | DDUPD によるパフォーマンス向上およびラベル プロモーション機能の利用 | MKSS | DDUPD | DDCONV | データベースを開く | ファイル、フォルダ、およびプロジェクトを追加するには | データベースのセットアップ | 管理者ガイド