[サイト マップの作成] コマンド ([Web] メニュー)
Web プロジェクトの HTML ファイルのマップを自動的に作成できるようにします。
権限
このコマンドを使用するには、書き込みの権限が必要です。
解説
サイト マップは、Web サイトを参照する方法として広く受け入れられています。このコマンドを使用すると、Web プロジェクトの HTML ファイルの一覧を簡単に作成できます。一覧は HTML ファイルとして作成され、各ファイルにリンクしています。作成された HTML ファイルを多少修正して Web サイトに追加すれば、ユーザーは従来と変わらない方法で Web サイトを参照できます。
このコマンドを実行するたびに、新しいファイルが作成されます。つまり、このコマンドは新しい内容を古い内容と比較せずに、単純に変更として扱います。したがって、作成されたサイト マップ ファイルを多少修正した場合、このコマンドを実行するたびに同じ変更を追加するか、サーバー側のインクルード ファイルなどの技術を通じて別の場所にサイト マップ ファイルを保管する必要があります。また、このコマンドでは、HTML 2.0 のタグを使用した初歩的な HTML ファイルが作成されます。より洗練されたページを作成するには、このコマンドで作成される HTML を切り取って貼り付けるか、または HTML タグをファイルに追加して Web サイトに適した内容に修正します。
[サイト マップの作成] コマンドは、HTML ファイルの <TITLE> タグの内容をタイトルとして使用します。HTML ファイルに <TITLE> タグが付いていない場合は、そのファイル名が使用されます。理想的なサイト マップを作成するには、ファイルの <TITLE> タグとして判別しやすい独自の文字列を使用してください。サイト マップ ファイルのカテゴリ名は、Visual SourceSafe のプロジェクト名が使用されます。したがって、Web サイト プロジェクトにも判別しやすいプロジェクト名を使用することが重要です。
HTML サイト マップ ファイルを作成したら、[ファイルの追加] コマンドを使用して、そのファイルをプロジェクトに追加できます。ファイルを Web サイト プロジェクトに追加する場合は、必ずファイルをチェックアウトしてから [サイト マップの作成] コマンドを実行してください。
HTML を必要に応じて変更し、サイト マップを修正できます。たとえば、背景色またはパターンの変更、インデント レベルの変更、項目の削除や追加などを行うことができます。サイト マップを修正する 1 つの方法として、フォルダとファイル アイコンに使用されているグラフィックス ファイルを変更できます。具体的な方法については、IMG_Folder および IMG_File 初期化変数を参照してください。
参照
F1 ヘルプ | [サイト マップの作成] ダイアログ ボックス | [ハイパーリンクのチェック] コマンド ([Web] メニュー) | [配置] コマンド ([Web] メニュー) | サイト マップの作成 | Web プロジェクト