noam.reskit.com ドメインの構成
接続の確立時にユーザー アカウントを資格情報として使用するために、双方のルーターにユーザー アカウントを追加する必要があります。さらに、リモート アクセス ポリシーによってデマンドダイヤル ルーター接続パラメータを管理するためのグループが必要です。
以下の手順を Seattle ドメイン コントローラ SEA-NA-DC-01 で実行します。
デマンドダイヤル ルーティングをサポートするアカウントおよびグループを作成するには
アカウント NOAM\Administrator を使用してログオンします。
[スタート] メニューから [プログラム] をポイントし、[管理ツール] をポイントし、[Active Directoryユーザーとコンピュータ] をクリックします。
コンソール ツリーで、[noam.reskit.com] を展開します、
[Users] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[ユーザー] をクリックします。
[新しいオブジェクト - ユーザー] ダイアログ ボックスで、以下の表に従ってダイアログ ボックスの設定を行います。表に指定のない項目は、既定の設定を使用します。
ダイアログ ボックスの項目
設定操作
フル ネーム
Seattle Routerと入力します。
ユーザー ログオン名
SeattleRouterと入力します。
[noam.reskit.com] を選択します。パスワード
=sR84k,3;mw49と入力します。
パスワードの確認入力
=sR84k,3;mw49と入力します。
ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要
チェック ボックスをオフにします。
ユーザーはパスワードを変更できない
チェック ボックスをオンにします。
パスワードを無期限にする
チェック ボックスをオンにします。
[新しいオブジェクト - ユーザー] ダイアログ ボックスで、[完了] をクリックします。
コンソール ツリーで、[Users] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[ユーザー] をクリックします。
[新しいオブジェクト - ユーザー] ダイアログ ボックスで、以下の表に従ってダイアログ ボックスの設定を行います。表に指定のない項目は、既定の設定を使用します。
ダイアログ ボックスの項目
設定操作
フル ネーム
Boston Routerと入力します。
ユーザー ログオン名
BostonRouterと入力します。
[noam.reskit.com] を選択します。パスワード
4fD(c823%!Ow*と入力します。
パスワードの確認入力
「4fD(c823%!Ow*」と入力します。
ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要
チェック ボックスをオフにします。
ユーザーはパスワードを変更できない
チェック ボックスをオンにします。
パスワードを無期限にする
チェック ボックスをオンにします。
[新しいオブジェクト - ユーザー] ダイアログ ボックスで、[完了] をクリックします。
コンソール ツリーで、[Users] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[グループ] をクリックします。
[新しいオブジェクト - グループ] ダイアログ ボックスで、 [グループ名] ボックスに DemandDialRouters と入力し、[OK] をクリックします。
コンソール ツリーで、[Users] をクリックします。
右側の詳細ペインで、[DemandDialRouters] グループを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[DemandDialRouters のプロパティ] ダイアログ ボックスの [メンバ] タブで、[追加] をクリックします。
[ユーザー、連絡先、またはコンピュータ名の選択] ダイアログ ボックスで、 [場所] ボックスから [noam.reskit.com] を選択し、[Seattle Router] を選択して、[追加] をクリックします。
[Boston Router] を選択して、[追加] をクリックし、[OK] をクリックします。
[DemandDialRouters のプロパティ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
[Active Directory ユーザーとコンピュータ] スナップインを閉じます。
関連するセットアップ手順
noam.reskit.com ドメインの構成
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。