リソース キット導入実験シナリオの凡例
Updated : 11月 30, 2004
Microsoft Windows 2000 リソース キットの導入実験シナリオではネットワーク図を使用しており、その中では以下に示す略語と記号を使用しています。ネットワーク図は、Microsoft Windows 2000 リソース キット導入実験のモデル図です。この図は、『Microsoft Windows 2000 Server リソース キット』のポスターに掲載されており、Web 上で見ることができます。
表記規則、略語、および記号
トピック
名前付け規則
ドメイン名略語
サイト名略語
アプリケーションおよびサービスの略語
図の記号
Active Directory 階層図の記号
ドメイン ネーム システム図の記号
名前付け規則
図 1 で示すように、導入実験のシナリオでは、ネットワーク内のコンピュータを完全修飾ドメイン名によって識別します。
図 1: 名前付け規則
ドメイン名略語
特に表記しない限り、ドメイン名は、DNS の接尾辞を表しています。
表 1 ドメイン名略語
略語 |
ドメイン名 |
---|---|
RK |
reskit.com |
NA |
noam.reskit.com |
AT |
atlanta.noam.reskit.com |
EU |
eu.reskit.com |
AV |
avionics01-int.com |
SV |
seville.avionics01-int.com |
AC |
acquired01-int.com |
SP |
partner.supplier01-int.com |
サイト名略語
サイト名は、コンピュータの存在する場所を表しています。
表 2 サイト名略語
略語 |
サイト名 (場所) |
---|---|
SEA |
Seattle |
VAN |
Vancouver, B.C. |
BOS |
Boston |
MIL |
Milan |
SEV |
Seville |
HKG |
Hong Kong SAR, PRC |
TOY |
Tokyo |
SJC |
San Jose |
ATL |
Atlanta (Microsoft Windows NT 4.0 domain) |
アプリケーションおよびサービスの略語
表 3 に、導入実験シナリオのネットワーク図で使用する略語を示します。これらの略語は、リソース キット導入実験において機能しているソフトウェア、ハードウェア、およびサービスを表しています。
表 3 アプリケーション、ハードウェア、およびサービスの略語
略語 |
アプリケーション、ハードウェア、またはサービス |
---|---|
ACS |
Quality of Service Admission Control サービス |
AD |
Active Directory ディレクトリ サービス |
ATM |
非同期転送モード |
BDC |
バックアップ ドメイン コントローラ (Microsoft Windows NT 4.0) |
BIND |
Berkeley Internet Name Domain (DNS) |
CA |
証明機関 |
CCM |
変更/構成管理 (Change and Configuration Management) |
DC |
ドメイン コントローラ |
DHCP |
動的ホスト構成プロトコル |
Dfs |
分散ファイル システム |
DMZ |
中間領域 |
DNS |
ドメイン ネーム システム |
ERP |
エンタプライズ リソース計画アプリケーション |
EXCH |
Microsoft Exchange Server |
FEP |
フロントエンド プロセッサ |
File & Print |
ファイル/プリント サーバー |
GC |
グローバル カタログ |
IAS |
インターネット認証サービス |
IIS |
インターネット インフォメーション サービス |
LANE |
LAN エミュレーション |
Media |
Windows メディア サービス |
MUX |
マルチプレクサ |
NAT |
ネットワーク アドレス変換 |
NLB |
ネットワーク負荷分散 |
OSPF |
Open Shortest Path First |
PDC |
プライマリ ドメイン コントローラ (Microsoft Windows NT 4.0) |
Proxy |
Microsoft Proxy Server |
RAS |
リモート アクセス サーバー |
SMS |
Microsoft Systems Management Server |
SNA |
Microsoft SNA Server |
SQL |
Microsoft SQL Server |
TS |
ターミナル サービス |
VPN |
仮想プライベート ネットワーク サーバー |
W2P |
Microsoft Windows 2000 Professional * |
W2S |
Microsoft Windows 2000 Server |
W2AS |
Microsoft Windows 2000 Advanced Server |
W2DCS |
Microsoft Windows 2000 Datacenter Server |
W2S, Router |
Microsoft Windows 2000 Server ルーター |
W3.11 |
Microsoft Windows 3.11 |
WNTS4 |
Microsoft Windows NT Server 4.0 |
WNTW4 |
Microsoft Windows NT Workstation 4.0 * |
W95 |
Microsoft Windows 95 * |
W98 |
Microsoft Windows 98 * |
WINS |
Windows Internet Name Service |
図の記号
表 4 ネットワーク図の記号
記号 |
意味 |
---|---|
Active Directory ドメイン |
|
サイト |
|
Windows NT 4.0 ドメイン |
|
組織単位 (OU) |
|
クライアント |
|
汎用サーバー |
|
Windows 2000 または Windows NT の動作する Compaq サーバー |
|
IBM AS/400 |
|
IBM メインフレーム |
|
サーバー クラスタ |
|
サーバー ファーム |
|
Windows 2000 ルーター |
|
ルーター |
|
スイッチ |
|
ハブ |
|
プリンタ |
|
ビデオ |
|
ファイアウォール/プロキシ |
|
トランシーバ |
|
ダイヤルアップ接続 |
|
インターネット |
Active Directory 階層図の記号
Active Directory 設計によって、ワイド エリア ネットワーク (WAN) を経由する複製トラフィックを最小限に抑え、高いセキュリティを要求するネットワーク領域を保護して、組織の IT 管理モデルを向上させることができます。表 5 は、Active Directory 階層で使用されている記号を示しています。
表 5 Active Direc tory 階層図の記号
記号 |
意味 |
---|---|
Active Directory ドメイン |
|
Windows NT 4.0 ドメイン |
|
双方向の推移的な信頼関係 |
ドメイン ネーム システム図の記号
この DNS 設計では、Active Directoryをサポートし、各種バージョンの BIND を統合しています。表 6 は、ドメイン ネーム システムで使用されている記号を示しています。
表 6 ドメイン ネーム システム図の記号
記号 |
意味 |
---|---|
プライマリ ゾーン |
|
セカンダリ ゾーン |
|
転送 |
|
委任 |
|
サーバー ホスト ゾーン |
導入実験の詳細と協力企業について
- 導入実験について、および導入実験に提供されたハードウェアに関する情報については、『導入実験のハードウェア仕様』を参照してください。
リソース キット導入実験シナリオの凡例
- Microsoft Windows 2000 リソース キット導入実験シナリオのネットワーク図で使用されている略語や記号について詳しくは、『導入実験シナリオの凡例』を参照してください。
リソース キット導入実験のネットワーク図
- ネットワークの設計、ネットワーク ルーティング設計、ドメイン ネーム システム (DNS) 設計、および Active Directory 階層の高水準の編成については、『導入実験のネットワーク図』を参照してください。
関連資料
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。