Disconnect-WSMan
クライアントをリモート コンピューター上の WinRM サービスから切断します。
構文
Disconnect-WSMan [-ComputerName <string>] [<CommonParameters>]
説明
Disconnect-WSMan コマンドレットは、クライアントをリモート コンピューターの WinRM サービスから切断します。WS-Management セッションを変数に保存した場合、セッション オブジェクトは変数に残りますが、WS-Management セッションの状態は "Closed" になります。このコマンドレットを WS-Management プロバイダーのコンテキスト内で使用して、リモート コンピューターの WinRM サービスから切断できます。一方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、このコマンドレットを使用してリモート コンピューターの WinRM サービスから切断することもできます。
リモート コンピューターの WinRM サービスに接続する方法の詳細については、「Connect-WSMan」を参照してください。
パラメーター
-ComputerName <string>
切断するコンピューターを指定します。値には、完全修飾ドメイン名、NetBIOS 名、または IP アドレスを指定できます。ローカル コンピューター名、localhost、またはドット (.) を使用して、ローカル コンピューターを指定します。既定値はローカル コンピューターです。リモート コンピューターがユーザーとは異なるドメインにある場合、完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。このパラメーターの値はパイプを使用してコマンドレットに渡すことができます。
注: ローカル ホスト (ローカル コンピューターへの既定の接続) からは切断できません。ただし、ローカル コンピューターに別の接続を確立した場合は (たとえば、コンピューター名を使用)、Disconnect-WSMan コマンドレットを使用してその接続を削除できます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
localhost |
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。詳細については、次を参照してください: about_Commonparameters.
入力と出力
入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。
入力 |
なし このコマンドレットは入力を受け取りません。 |
出力 |
なし このコマンドレットは出力を生成しません。 |
例 1
C:\PS>Disconnect-WSMan -computer server01
C:\PS> cd WSMan:
PS WSMan:\>
PS WSMan:\> dir
WSManConfig: Microsoft.WSMan.Management\WSMan::WSMan
ComputerName Type
------------ ----
localhost Container
説明
-----------
このコマンドはリモートの server01 コンピューターへの接続を削除します。
このコマンドレットは通常、WS-Management プロバイダーのコンテキスト内で使用して、リモート コンピューター (この場合は server01) から切断します。一方、WSMan プロバイダーに切り替える前に、Disconnect-WSMan コマンドレットを使用してリモート コンピューターとの接続を削除することもできます。それらの接続は ComputerName 一覧に表示されません。
関連項目
概念
Connect-WSMan
Disable-WSManCredSSP
Enable-WSManCredSSP
Get-WSManCredSSP
Get-WSManInstance
Invoke-WSManAction
New-WSManInstance
New-WSManSessionOption
Remove-WSManInstance
Set-WSManInstance
Set-WSManQuickConfig
Test-WSMan