April 2005 DirectX SDK の新しい機能

このページは、DirectX April 2005 更新パッケージに追加された機能の記録です。SDK の最新機能については、「August 2008 DirectX SDK の新しい機能」を参照してください。

  • グラフィックの更新
  • 技術記事の更新

SDK の更新

SDK の次の機能が更新されました。

  • ドキュメント
  • パフォーマンス ツール
  • コンテンツ ツール

ドキュメント

セットアップ情報 - DXSetup の情報が更新され、redist 命名体系の説明と、インストール サイズを削減するように redist をカスタマイズする方法についての説明が追加されました。「DirectSetup での DirectX のインストール」を参照してください。

パフォーマンス ツール

PIX パフォーマンス ツールに、次の機能強化が加えられました。

  • シングル フレーム キャプチャーでの PIXRun ファイルと同じように、フルストリーム キャプチャーでも PIXRun ファイルを開いて、PIX 内でこのファイルからフレームをレンダリングできるようになりました (「PIX データの分析」を参照)。
  • レンダリングしたフレームを、PIX 内でイメージ ファイルに保存できるようになりました。
  • グラフ化されたデータが見やすくなるよう、イベント タイムラインの y 軸の拡大縮小を調整できるようになりました (「タイムライン ビュー」を参照)。

コンテンツ ツール

DCC アプリケーションの DirectX エクステンションに、機能強化を加えました。

  • DirectX X ファイル フォーマット (.x) にデータをエクスポートできるよう、DirectSetup での DirectX のインストール プラグインが追加されました。

グラフィックの更新

グラフィック コンポーネントの次の機能が更新されました。

  • D3DX

D3DX

D3DX に次の新機能が追加されました。

  • UVAtlas API - この新しい API は (「UVAtlas 関数」を参照)、任意のメッシュに独自の UV テクスチャー マッピングを自動生成し、テクスチャー空間を最大限に活用することで、テクスチャーのアンダーサンプリング (水増し) を最小限に抑えます。「UVAtlas の使用 (Direct3D 9)」を参照してください。
  • エフェクトによるメモリー占有領域の削減 - 新しいフラグ (D3DXFX_NOT_CLONEABLE ) が追加され、エフェクト システムからエフェクトのクローンを作成しなくても済むよう指定できるようになりました。このフラグを使用すると、エフェクトのメモリー占有領域を大幅に削減できます。
  • 事前演算済み放射輝度伝播 (PRT)
    • ComputeVolumeSamples API のサンプル位置に NULL パラメーターを渡すことで (「ID3DXPRTEngine」を参照)、転送行列がメッシュ内の頂点ごとに計算されます。
    • 放射輝度伝播のシミュレーションの物理的精度を上げるよう改良が加えられました。

技術記事の更新

関連項目

August 2008 DirectX SDK の新しい機能