アプリケーションにおける DirectX プロトコルの使い方
アプリケーションにおける DirectX プロトコルの使い方
ここでは、アプリケーションから Microsoft® DirectPlay® プロトコルの機能をどのように使用できるかを説明する。
メッセージの送信には、5 つの DirectPlay インターフェイスを使用できる。
- IDirectPlay8Peer
- IDirectPlay8Client
- IDirectPlay8Server
- IDirectPlay8LobbyClient
- IDirectPlay8LobbiedApplication
メッセージを送信するには、使用するインターフェイスに応じて Send または SendTo というメソッドを呼び出す。これら 5 つのメソッドの使い方はほぼ同じだが、詳細は異なる。詳細については、該当するリファレンス ページを参照すること。
Send および Sendto メソッドでは、パラメータを使って DirectPlay プロトコルが持つ多くの機能を制御できる。たとえば、IDirectPlay8Peer::SendTo の dwFlags フィールドでは以下のことを指定できる。
- メッセージの優先度。
- 高信頼性か低信頼性か。
- シーケンシャルか非シーケンシャルか。
詳細については、該当するメソッドのリファレンスを参照すること。
アプリケーションがメッセージを受信すると、コールバック関数が DPN_MSGID_RECEIVE メッセージを受け取る。関連する構造体には、データ ブロックへのポインタと共に、メッセージの発信元といった情報が格納されている。