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BDA MPE フィルタ

マルチ プロトコル カプセル化 (MPE) は IP データをデジタル TV ネットワークで流すためのプロトコルである。BDA MPE フィルタは、MPE フレームから IP パケットを抽出し、BDA IP シンク、そして最終的には Winsock に出力するカーネルモード フィルタである。Winsock では、受信側アプリケーションがデータをリッスンし、処理する。BDA SLIP デフレーマは同じ機能をアナログ TV グラフで実行する、ここでは SLIP フレーミング プロトコルが使われる。

BDA MPE フィルタはGrapEdit 内で "BDA Receiver Component" カテゴリに表示される。これはカーネルモード フィルタなので、アプリケーションが直接作成することはできない。代わりに「デバイスとフィルタの列挙」で説明されているように、System Device Enumerator を使ってインスタンス化しなければならない。キャプチャ グラフ ビルダはこのフィルタを自動的に追加しないため、手動で IFilterGraph::AddFilter メソッドを使ってグラフに追加する必要がある。

参照