DV スプリッタ フィルタ
このフィルタは、インターリーブされたデジタル ビデオ (DV) ストリームをそのコンポーネント ビデオとオーディオ ストリームに分割する。
| フィルタ インターフェイス | IBaseFilter、IDVSplitter |
| 入力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_Interleaved、MEDIASUBTYPE_dvsd、FORMAT_DvInfo |
| 入力ピン インターフェイス | IMemInputPin、IPin、IQualityControl |
| 出力ピン メディア タイプ | ビデオ : MEDIATYPE_Video、MEDIASUBTYPE_NULL、FORMAT_DvInfo
オーディオ : MEDIATYPE_Audio、MEDIASUBTYPE_PCM、FORMAT_WaveFormatEx |
| 出力ピン インターフェイス | IMediaPosition、IMediaSeeking、IPin、IQualityControl |
| フィルタ CLSID | CLSID_DVSplitter |
| プロパティ ページ CLSID | プロパティ ページなし。 |
| 実行モジュール | qdv.dll |
| メリット | MERIT_NORMAL |
| フィルタ カテゴリ | CLSID_LegacyAmFilterCategory |
注意
IMediaPosition および IMediaSeeking インターフェイスを公開するのは、一度に 1 つのピンだけである。
DV スプリッタ フィルタは、オーディオ ストリームの動的フォーマット変更を受け入れることができる。ただし AVI Mux フィルタがダウンストリームの場合は、フォーマットの変更を拒否する。この場合、DV スプリッタはオーディオ ストリームの生成を中止する。
注 : この制限は、タイプ 2 のファイル キャプチャにのみ影響する。プレビューについては、AVI Mux フィルタ ダウンストリームはない。タイプ 1 のファイル キャプチャの場合、インターリーブされたストリームはもともと分割されない。DV ソースがライブ カメラの場合、通常はオーディオ フォーマットを変更する理由はない。ただし、異種のソースが一緒に編集された VTR テープから転送する場合は、そのような状況もあり得る。
参照