IDirectSound3DListener8::SetOrientation
リスナーの頭部の向きを設定する。
構文
HRESULT SetOrientation(
D3DVALUE
xFront
,
D3DVALUE
yFront
,
D3DVALUE
zFront
,
D3DVALUE
xTop
,
D3DVALUE
yTop
,
D3DVALUE
zTop
,
DWORD
dwApply
);
パラメータ
xFront, yFront, zFront
前方ベクトルの座標を指定する値。D3DVALUE は、float として定義されている。
xTop, yTop, zTop
上方ベクトルの座標を指定する値。
dwApply
設定を適用するタイミングを指定する値。次の値のいずれかでなければならない。
値 | 説明 |
DS3D_DEFERRED | アプリケーションが IDirectSound3DListener8::CommitDeferredSettings メソッドを呼び出すまで、設定は適用されない。複数の設定を変更した後、1 回の再計算でそれらを適用できる。 |
DS3D_IMMEDIATE | 設定を直ちに適用し、システムはすべての 3D サウンド バッファの 3D 座標を再計算する。 |
戻り値
成功した場合は DS_OK を返す。
失敗した場合は DSERR_INVALIDPARAM を返す。
注意
前方ベクトルはリスナーの鼻の方向、上方ベクトルはリスナーの頭頂部から上の方向を指す。デフォルトでは、前方ベクトルが (0,0,1.0)、上方ベクトルが (0,1.0,0) である。
上方ベクトルは、前方ベクトルに対して直角でなければならない。DirectSound は、必要に応じて、前方ベクトルを設定した後で上方ベクトルを調整する。
要件
** ヘッダー:**dsound.h で宣言。
参照