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MPEG-2 デマルチプレクサ

MPEG-2 デマルチプレクサ ("デマルチプレクサ") フィルタは、プッシュモードで送信される MPEG-2 トランスポートと番組ストリームを逆多重化する。このフィルタは、Microsoft® Windows® XP では、プルモードのプログラム ストリームもサポートする (ファイル再生)。以前のプラットフォームでは、プルモードのプログラム ストリームには MPEG-2 スプリッタ フィルタを使う。このフィルタは、BDA デジタル TV フィルタ グラフを含め、あらゆるタイプのフィルタ グラフで使える。

MPEG-2 デマルチプレクサはフレーム単位のシークをサポートしていない。

フィルタ インターフェイス IBaseFilterISpecifyPropertyPages

プッシュ モードのみ : IAMFilterMiscFlagsIMpeg2DemultiplexerIReferenceClock

入力ピン メディア タイプ メジャー タイプ :MEDIATYPE_STREAM

サブタイプ :

  • KSDATAFORMAT_SUBTYPE_BDA_MPEG2_TRANSPORT
  • MEDIASUBTYPE_MPEG2_PROGRAM
  • MEDIASUBTYPE_MPEG2_TRANSPORT
  • MEDIASUBTYPE_MPEG2_TRANSPORT_STRIDE

詳細については、「MPEG-2 デマルチプレクサ メディア タイプ」を参照すること。

入力ピン インターフェイス IMemInputPin, IPinIQualityControl
出力ピン メディア タイプ オーディオおよびビデオ基本ストリームのメジャー タイプは、MEDIATYPE_Audio または MEDIATYPE_Video でなければならない。

詳細については、「MPEG-2 デマルチプレクサ メディア タイプ」を参照すること。

出力ピン インターフェイス IPinIQualityControl

プッシュ モードのみ : IAMPushSourceIMPEG2PIDMapIMPEG2StreamIdMap

プル モード のみ : IMediaSeeking

フィルタ CLSID CLSID_MPEG2Demultiplexer
プロパティ ページ CLSID テスティング用としてのみ使用可。プロパティ ページにアクセスするには、ISpecifyPropertyPages インターフェイスを使う。
実行モジュール mpg2splt.ax
メリット MERIT_NORMAL
フィルタ カテゴリ CLSID_LegacyAmFilterCategory

注意

オーディオおよびビデオ基本ストリームを出力するには、デマルチプレクサが PCR および SCR ストリームを受け取る必要がある。入力側では、これは、PCR ストリームの PID を定義する PAT および PMT テーブルがトランスポート ストリームに含まれていなければならないことを意味する。また、プログラム ストリームには 1 つ以上のパック ヘッダーが含まれている必要がある。

参照