ID3DXSprite::Begin メソッド
ID3DXSprite::Begin メソッド
スプライトを描画できるようにデバイスを準備する。
構文
HRESULT Begin(VOID);
戻り値
成功した場合は、D3D_OK を返す。
失敗した場合は、次のいずれかの値を返す。
D3DERR_INVALIDCALL | メソッドの呼び出しが無効である。たとえば、メソッドのパラメータに無効な値が設定されている場合などである。 |
D3DXERR_INVALIDDATA | データが無効である。 |
注意
Begin の呼び出しは省略可能である。Begin/ID3DXSprite::End シーケンスの外側で描画関数を呼び出すと、内部で Begin と End が呼び出される。余分なオーバーヘッドを回避するには、複数の描画関数を続けて呼び出す場合に、このメソッドを使う必要がある。
このメソッドは、IDirect3DDevice9::BeginScene と IDirect3DDevice9::EndScene のシーケンスの内側で呼び出さなければならない。
IDirect3DDevice9::BeginScene または ID3DXRenderToSurface::BeginScene の代わりとして Begin を使うことはできない。
参照