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D3D10CreateDevice1

  • [アーティクル]

ディスプレイ アダプターを表す Direct3D 10.1 デバイスを作成します。

HRESULT 
D3D10CreateDevice1(
  IDXGIAdapter *pAdapter,
  D3D10_DRIVER_TYPE DriverType,
  HMODULE Software,
  UINT Flags,
  D3D10_FEATURE_LEVEL1 HardwareLevel,
  UINT SDKVersion,
  ID3D10Device1 **ppDevice
);

パラメータ

  • pAdapter
    ハードウェア デバイスを作成する場合は、ディスプレイ アダプターへのポインターを指定します (「IDXGIAdapter」を参照してください)。それ以外の場合は、このパラメーターを NULL に設定してください。ハードウェア デバイスを作成するときに NULL を指定すると、Direct3D は EnumAdapters で列挙された最初のアダプターを使用します。
  • DriverType
    デバイス ドライバーの種類です (「D3D10_DRIVER_TYPE」を参照してください)。ドライバーの種類によって、作成するデバイスの種類が決まります。
  • Software
    D3D10_DRIVER_TYPE_SOFTWARE ドライバー タイプを除き、これは NULL に設定します。
  • Flags
    (省略可能)API レイヤーを有効にするデバイス作成フラグです (「D3D10_CREATE_DEVICE_FLAG」を参照してください)。これらのフラグはビットの論理和で指定することができます。
  • HardwareLevel
    アクセラレーションの利用が可能なハードウェアのバージョンです (「D3D10_FEATURE_LEVEL1」を参照してください)。
  • SDKVersion
    SDK のバージョンを示すビット フラグです。D3D10.h で定義されている D3D10_1_SDK_VERSION を設定してください。
  • ppDevice
    作成されるデバイスへのポインターのアドレスです (「ID3D10Device1 インターフェイス」を参照してください)。

戻り値

このメソッドは、「Direct3D 10 のリターン コード」のいずれかを返します。

解説　

デバイスとスワップ チェーンを同時に作成する方法については、「D3D10CreateDeviceAndSwapChain1」を参照してください。

このメソッドを使用するには、Windows Vista Service Pack 1、Windows Server 2008、またはそれ以降のリリースの Windows が必要です。

D3D10CreateDevice1 が返すオブジェクトは IUnknown インターフェイスを実装し、オブジェクトがサポートする他のインターフェイスをクエリできます。このオブジェクトの IDXGIDevice インターフェイスを取得するには、次のコードを使用できます。

 IDXGIDevice * pDXGIDevice; hr = g_pd3dDevice->QueryInterface(__uuidof(IDXGIDevice), (void **)&pDXGIDevice);

要件

ヘッダー: D3D10_1.h 宣言

ライブラリ: D3D10_1.dll 内容

関連項目

コア関数