D3D10_FEATURE_LEVEL1
要求されるハードウェア アクセラレーションのバージョンです。
typedef enum D3D10_FEATURE_LEVEL1
{
D3D10_FEATURE_LEVEL_10_0 = 0xa000,
D3D10_FEATURE_LEVEL_10_1 = 0xa100,
D3D10_FEATURE_LEVEL_9_1 = 0x9100,
D3D10_FEATURE_LEVEL_9_2 = 0x9200,
D3D10_FEATURE_LEVEL_9_3 = 0x9300,
} D3D10_FEATURE_LEVEL1;
定数
- D3D10_FEATURE_LEVEL_10_0
ハードウェアは Direct3D 10.0 の機能をサポートします。 - D3D10_FEATURE_LEVEL_10_1
ハードウェアは Direct3D 10.1 の機能をサポートします。 - D3D10_FEATURE_LEVEL_9_1
ハードウェアは Direct3D 9.1 の機能をサポートします。 - D3D10_FEATURE_LEVEL_9_2
ハードウェアは Direct3D 9.2 の機能をサポートします。 - D3D10_FEATURE_LEVEL_9_3
ハードウェアは Direct3D 9.3 の機能をサポートします。
解説
D3D10CreateDevice1 または D3D10CreateDeviceAndSwapChain1 でデバイスを作成するときに、この列挙型を使用します。
10level9 の機能レベル 9_1、9_2、および 9_3 は、DirectX 11 ランタイム (Windows 7、Windows Server 2008 R2、更新済みの Windows Vista [KB971644]) でのみ使用できます。
次の表に、使用可能な機能を機能レベル別に示します。
10_1 | 10_0 | 9_3 | 9_2 | 9_1 | |
---|---|---|---|---|---|
シェーダー モデル | 4.x | 4.0 | 2.0 (4_0_level_9_3) | 2.0 (4_0_level_9_1) | 2.0 (4_0_level_9_1) |
ジオメトリ シェーダー | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
ストリーム出力 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
テクスチャー リソース配列 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
キューブマップ リソース配列 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
BC4/BC5 圧縮 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
アルファトゥカバレッジ | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
拡張フォーマット* (BGRA など) | オプション | オプション | 可 | 可 | 可 |
10 ビット XR ハイカラー フォーマット | オプション | オプション | 該当せず | 該当せず | 該当せず |
最大テクスチャー サイズ | 8192 | 8192 | 4096 | 2048 | 2048 |
最大キューブマップ サイズ | 8192 | 8192 | 4096 | 512 | 512 |
最大ボリューム範囲 | 2048 | 2048 | 256 | 256 | 256 |
テクスチャーの最大繰り返し回数 | 8192 | 8192 | 8192 | 2048 | 128 |
最大異方性 | 16 | 16 | 16 | 16 | 2 |
最大プリミティブ カウント | 2^32 | 2^32 | 1048575 | 1048575 | 65535 |
同時レンダリング ターゲット数 | 8 | 8 | 4 | 1 | 1 |
オクルージョン クエリ | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
個別のアルファ ブレンディング | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
Mirror Once | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
頂点要素のオーバーラップ | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 |
独立した書き込みマスク | 可 | 可 | 可 | 不可 | 不可 |
Instancing | 可 | 可 | 可 | 不可 | 不可 |
要件
ヘッダー: D3D10_1.h 宣言
関連項目
コア列挙型, Direct3D 10 フォーマットに対するハードウェア サポート, Direct3D 10.1 フォーマットに対するハードウェア サポート