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D3D11_RESOURCE_MISC_FLAG

  • [アーティクル]

リソースに使用される、あまり一般的でないその他のオプションを特定します。

typedef enum D3D11_RESOURCE_MISC_FLAG
{
    D3D11_RESOURCE_MISC_GENERATE_MIPS = 0x1L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED = 0x2L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_TEXTURECUBE = 0x4L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_DRAWINDIRECT_ARGS = 0x10L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_BUFFER_ALLOW_RAW_VIEWS = 0x20L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_BUFFER_STRUCTURED = 0x40L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_RESOURCE_CLAMP = 0x80L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED_KEYEDMUTEX = 0x100L,
    D3D11_RESOURCE_MISC_GDI_COMPATIBLE = 0x200L,
} D3D11_RESOURCE_MISC_FLAG;

定数

  • D3D11_RESOURCE_MISC_GENERATE_MIPS
    テクスチャー リソース上で ID3D11DeviceContext::GenerateMips を使用してミップマップ生成を有効にします。このリソースは、それがレンダー ターゲットおよびシェーダー リソースであることを指定するバインド フラグを使用して作成する必要があります。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED
    複数の Direct3D デバイス間でのリソース データ共有を有効にします。共有可能なリソースは、2D の非ミップマップ テクスチャーのみです。 D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED と D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED_KEYEDMUTEX は、相互に排他的です。 WARP デバイスと REF デバイスは共有リソースをサポートしません。WARP デバイスまたは REF デバイスでこのフラグを設定してリソースを作成しようとすると、作成メソッドから E_OUTOFMEMORY エラー コードが返ります。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_TEXTURECUBE
    6 つのテクスチャーを格納している Texture2DArray から作成したキューブ テクスチャーをリソースとすることができるようにします。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_DRAWINDIRECT_ARGS
    GPU で生成したコンテンツをインスタンス化できるようににします。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_BUFFER_ALLOW_RAW_VIEWS
    バイト アドレス バッファーとしてリソースを有効にします。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_BUFFER_STRUCTURED
    構造化バッファーとしてリソースを有効にします。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_RESOURCE_CLAMP
    クランプした深度バイアスを持つリソースを有効にします。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED_KEYEDMUTEX
    IDXGIKeyedMutex::AcquireSync API および IDXGIKeyedMutex::ReleaseSync API を使用して同期するように作成したリソースを有効にします。以下のリソース作成 D3D10 API は、D3D11_RESOURCE_MISC_FLAG パラメーターを取ります。これらの API は、この新しいフラグをサポートするように拡張されています。 D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED_KEYEDMUTEX フラグを設定して上記の関数のいずれかを呼び出すと、返されるインターフェイスでは IDXGIKeyedMutex インターフェイスをサポートします。IDXGIKeyedMutex インターフェイスは、IUnknown::QueryInterface を使用してリソースから取得できます。IDXGIKeyedMutex インターフェイスは、IDXGIKeyedMutex::AcquireSync API および IDXGIKeyedMutex::ReleaseSync API を実装してサーフェスへのアクセスを同期します。サーフェスを作成するデバイスおよび OpenSharedResource を使用してサーフェスを開くその他のあらゆるデバイスは、サーフェスに対するどのリンダリング コマンドより前に IDXGIKeyedMutex::AcquireSync を呼び出し、レンダリング終了後には IDXGIKeyedMutex::ReleaseSync を呼び出す必要があります。 D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED と D3D11_RESOURCE_MISC_SHARED_KEYEDMUTEX は、相互に排他的です。 WARP デバイスと REF デバイスは共有リソースをサポートしません。WARP デバイスまたは REF デバイスでこのフラグを設定してリソースを作成しようとすると、作成メソッドから E_OUTOFMEMORY エラー コードが返ります。
  • D3D11_RESOURCE_MISC_GDI_COMPATIBLE
    GDI と互換性のあるリソースを有効にします。GDI で使用するサーフェスに対しては、D3D11_RESOURCE_MISC_GDI_COMPATIBLE フラグを設定する必要があります。D3D11_RESOURCE_MISC_GDI_COMPATIBLE フラグを設定すると、GetDC を介して GDI でサーフェスにレンダリングできるようになります。

解説　

この列挙型は、D3D11_BUFFER_DESC、D3D11_TEXTURE1D_DESC、D3D11_TEXTURE2D_DESC、および D3D11_TEXTURE3D_DESC で使用します。

これらのフラグはビットの論理和で結合することができます。

要件

ヘッダー: D3D11.h 宣言

ライブラリ: D3D11.lib 内容

関連項目

リソース列挙型