次の方法で共有


D3DXMatrixPerspectiveFovLH

視野に基づいて、左手座標系のパースペクティブ射影行列を作成します。

D3DXMATRIX * 
D3DXMatrixPerspectiveFovLH(
  D3DXMATRIX * pOut,
  FLOAT fovy,
  FLOAT Aspect,
  FLOAT zn,
  FLOAT zf
);

パラメータ

  • pOut
    処理の結果を表す D3DXMATRIX 構造体へのポインター
  • fovy
    y 方向の視野角 (ラジアン単位)
  • Aspect
    アスペクト比 (ビュー空間の幅を高さで除算して定義)
  • zn
    近くのビュー プレーンの z 値
  • zf
    遠くのビュー プレーンの z 値

戻り値

左手座標系のパースペクティブ射影行列を表す D3DXMATRIX 構造体へのポインターを返します。

解説 

この関数の戻り値は、pOut パラメーターに返される値と同じです。このため、D3DXMatrixPerspectiveFovLH 関数は他の関数のパラメーターとして使用できます。

この関数は、返す行列を次のように計算します。

 xScale     0          0               0 0        yScale       0               0 0          0       zf/(zf-zn)         1 0          0       -zn*zf/(zf-zn)     0 where: yScale = cot(fovY/2)  xScale = yScale / aspect ratio 

要件

ヘッダー: D3dx9math.h 宣言

ライブラリ: D3dx9.lib 内容

関連項目

D3DXMatrixPerspectiveRH, D3DXMatrixPerspectiveLH, D3DXMatrixPerspectiveFovRH, D3DXMatrixPerspectiveOffCenterRH, D3DXMatrixPerspectiveOffCenterLH