iOS での Apache Cordova アプリの実行
この記事では、プレリリース ソフトウェアである Visual Studio Tools for Apache Cordova について述べています。説明されている機能はプレビュー中のため、変更される可能性があります。プレビュー版は、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
Visual Studio Tools for Apache Cordova を使用してアプリを作成する場合、iOS でアプリのエミュレーションと配置を行うための複数のオプションがあります。
Apache Ripple エミュレーター。レイアウトや CSS の基本的な検証が提供されます (iOS のリモート エージェントをインストールする必要はありません)。
iOS Simulator。Visual Studio から実行する場合、vs-mda-remote エージェントをインストールおよび構成する必要があります。
iOS デバイス。Visual Studio から実行する場合、vs-mda-remote エージェントをインストールおよび構成する必要があります。
iOS Simulator
「iOS にビルドするためのツールのインストール」の説明のように Mac を構成した場合、iOS Simulator でアプリをビルドおよび実行できます。 iOS Simulator は Mac で実行されます。
注意
個人の Mac がある場合、または Mac から Parallels などの仮想化テクノロジを使用して Windows を実行する場合は、iOS Simulator を使用することをお勧めします。
iOS Simulator でアプリを実行するには
すべてのシステム要件を満たす Mac にリモート エージェントをインストールしたこと、およびリモート エージェントを起動したことを確認してください。
Visual Studio で iOS 処理、ホスト名または IP アドレス、ポート、セキュリティ PIN を指定したことを確認します。
Visual Studio でアプリを開いた状態で、[ソリューション プラットフォーム] ボックスの一覧から [iOS] を選択します。 この一覧が表示されない場合は、[ボタンの追加と削除] ボックスの一覧から [ソリューション プラットフォーム] を選択して表示します。
シミュレーターの一覧から、[シミュレーター - iPhone] または他の iOS Simulator を選択します。
F5 キーを押してアプリを起動します。
リモート エージェントが正しく設定されている場合、Visual Studio によって Mac 上の iOS Simulator にアプリが配置されます。
ヒント
iOS Simulator の Retina ディスプレイを使用するバージョンを、Retina ディスプレイではない低解像度の Mac で実行する場合、アプリが画面に収まるように、エミュレーターを 50% に縮小する必要がある場合があります ([Window]、[Scale]、[50%] の順に選択します)。
iOS デバイス
「iOS にビルドするためのツールのインストール」で説明されているように vs-mda-remote エージェントを Mac に構成した場合、Mac や PC に接続されている iOS デバイスでアプリをビルドおよび実行できます。
iOS デバイスでアプリを実行するには
Windows PC, に接続されているデバイスでアプリを実行している場合、iTunes を PC にインストールしたことを確認してください。 (Visual Studio Tools for Apache Cordova のインストール時に iTunes がインストールされている可能性があります。)
注意
ご使用の Mac に接続されているデバイス上でアプリを実行している場合、iTunes は不要です。
すべてのシステム要件を満たす Mac にリモート エージェントをインストールしたこと、およびリモート エージェントを起動したことを確認してください。
構成したリモート ビルド サーバーと同じプロビジョニング プロファイルで iOS デバイスがプロビジョニングされていることを確認します。 プロビジョニングの詳細については、「Visual Studio Tools for Apache Cordova でビルドされたアプリのパッケージ化」を参照してください。
Visual Studio で iOS 処理、ホスト名または IP アドレス、ポート、セキュリティ PIN を指定したことを確認します。
Visual Studio でアプリを開いた状態で、[ソリューション プラットフォーム] ボックスの一覧から [iOS] を選択します。 この一覧が表示されない場合は、[ボタンの追加と削除] ボックスの一覧から [ソリューション プラットフォーム] を選択して表示します。
デバイスの一覧で、ご使用の PC に接続されているデバイスでアプリを実行するローカル デバイスを選択するか、ご使用の Mac に接続されているデバイスでアプリを実行するリモート デバイス を選択します。
F5 キーを押してアプリを起動します。
リモート エージェントが正しくセットアップされ、ご使用の iOS デバイスが接続されている場合、アプリはご使用のデバイス上で実行します。
アプリがご使用の PC (ローカル デバイス) で実行している場合、iTunes が起動し、iOS アプリがご使用のライブラリに自動的に追加 (または置き換え) されます。 他の iOS アプリと同様に、接続されたデバイスでアプリをインストールまたは更新できます。