次の方法で共有


RemotingServices.GetRealProxy メソッド

指定した透過プロキシを実現するための実際のプロキシを返します。

Public Shared Function GetRealProxy( _
   ByVal proxy As Object _) As RealProxy
[C#]
public static RealProxy GetRealProxy(objectproxy);
[C++]
public: static RealProxy* GetRealProxy(Object* proxy);
[JScript]
public static function GetRealProxy(
   proxy : Object) : RealProxy;

パラメータ

  • proxy
    透過プロキシ。

戻り値

透過プロキシを実現するための実際のプロキシ インスタンス。

例外

例外の種類 条件
SecurityException 直前の呼び出し元に、インフラストラクチャ アクセス許可がありません。

解説

あらゆる種類のリモート処理の境界を越えてオブジェクトを使用するクライアントは、実際にはそのオブジェクトの透過プロキシを使用しています。透過プロキシは、実際のオブジェクトがクライアントの領域に格納されているような印象を与えます。これは、リモート処理インフラストラクチャを使用して、自らに対する呼び出しを実際のオブジェクトに転送することによって実現されます。

透過プロキシは、 RealProxy 型のマネージ ランタイム クラスのインスタンスによって実現されます。 RealProxy は、透過プロキシから操作を転送するために必要な機能の一部を実装します。プロキシ オブジェクトが、ガベージ コレクション、フィールドやメソッドのサポートなど、マネージ オブジェクトに関連付けられているセマンティクスを継承し、新しいクラスを形成するために拡張できることに注意してください。プロキシは、リモート オブジェクト (透過プロキシ) と同じクラスのオブジェクトとして機能すると同時に、マネージ オブジェクトでもあります。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

RemotingServices クラス | RemotingServices メンバ | System.Runtime.Remoting 名前空間 | RealProxy | ObjRef