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AccessibleObject.DefaultAction プロパティ

オブジェクトの既定のアクションを説明する文字列を取得します。既定のアクションがないオブジェクトもあります。

Public Overridable ReadOnly Property DefaultAction As String
[C#]
public virtual string DefaultAction {get;}
[C++]
public: __property virtual String* get_DefaultAction();
[JScript]
public function get DefaultAction() : String;

プロパティ値

オブジェクトの既定のアクションの説明。既定のアクションがない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。

例外

例外の種類 条件
COMException コントロールの既定のアクションを取得できません。

解説

この文字列は、オブジェクトが実行するアクションではなく、オブジェクトに対して実行するアクションを示します。たとえば、ドキュメントを印刷するツール バー ボタンの既定のアクションは、"Prints the current document" ではなく、"Press" です。オブジェクトの既定のアクションとオブジェクトの値の違いに注意してください。

継承時の注意: 既定のアクションを持っているシステム コントロールをオブジェクトがラップしている場合、既定の実装はユーザー補助オブジェクトの既定のアクションを返します。これ以外の場合は、 null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。アクションを実行するコントロールだけが、このメソッドをサポートする必要があります。既定のアクションがないオブジェクトもあります。また、オブジェクトによっては、既定のアクションが Value プロパティに関連していることもあります。たとえば、オンにされたチェック ボックスの既定のアクションは "Uncheck" で、値は "Checked" です。オフにされたチェック ボックスの既定のアクションは "Check" で、値は "Unchecked" です。"Print" というラベルの付いたボタンの既定のアクションは "Press" で、値はありません。"Printer" と表示された静的テキスト コントロールまたはエディット コントロールには既定のアクションはありませんが、値は "Printer" になります。オブジェクトの DefaultAction プロパティは、動詞または短い動詞句にする必要があります。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

AccessibleObject クラス | AccessibleObject メンバ | System.Windows.Forms 名前空間 | Bounds | Description | Help | KeyboardShortcut | Name | Parent | Role | State | Value