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AccessibleObject.Value プロパティ

ユーザー補助オブジェクトの値を取得または設定します。

Public Overridable Property Value As String
[C#]
public virtual string Value {get; set;}
[C++]
public: __property virtual String* get_Value();public: __property virtual void set_Value(String*);
[JScript]
public function get Value() : String;public function set Value(String);

プロパティ値

ユーザー補助オブジェクトの値。値が設定されていない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。

例外

例外の種類 条件
COMException 値を設定または取得できません。

解説

通常、 Value プロパティは、オブジェクトに格納されている視覚的な情報を表します。 Value プロパティをサポートしないオブジェクトもあります。

ほとんどの場合、 Value プロパティは、オブジェクトに格納されている視覚的な情報をクライアントに示すために使用します。たとえば、エディット コントロールの値は、そのコントロールに格納されているテキストになります。一方、メニュー項目には値はありません。

ツリー ビュー コントロールなどの場合は、 Value プロパティを使用して、階層構造の情報を提供できます。ツリー ビュー コントロール内の親オブジェクトには、 Value プロパティに情報はありませんが、コントロール内の各項目には、階層構造内でのレベルを表す 0 から始まる値が設定されます。値は、トップレベルの項目では 0、2 番目のレベルの項目では 1 などのようになります。

メモ   スクロール バーおよびトラック バーのユーザー補助オブジェクトから返される値は、割合で表されます。そのため、値は、0 ~ 100 の整数になります。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

AccessibleObject クラス | AccessibleObject メンバ | System.Windows.Forms 名前空間 | Bounds | DefaultAction | Description | Help | KeyboardShortcut | Name | Parent | Role | State